もし私が人生をやり直せたら 著者 : キム・へナム
ニックネーム : ぱんだ 掲示日 : 2024-10-25


本屋で見つけ、図書館で検索をしてみたら幸運なことに見つかった。本作は著書がパーキンソン病を発症し、生きる気力を失うが気持ちを切り替え前を向いていく様子が描かれており、私たちに人生はどのような心構えで生き抜ければよいか教えてくれる本である。また著者は精神科医であり患者の事例を紹介しながら対処法も書かれているので、参考になる。本作を読んで「どんなに準備しても『完璧な準備』などありえません」という言葉に背中を押されたような気がした。手をつけられないより、完璧ではなく最善を尽くせば良いのではないかと思えるようになった。はじめてのことに挑戦するのは怖いけれど本の言葉たちを頭の片隅において失敗したとしてもその失敗は成長の過程だと信じて果敢に楽しむことを心がけたい。実は小心者の私にとってはこの書評を投稿することも小さな挑戦である。この本を読んで、小さな挑戦や成功体験を積み重ねながら自分を信じ、信じたい人を大切にして失敗や苦労もしながらも楽しみを見出し人生を豊かに生きていきたいと思った。一歩踏み出したい時や悩んでいるときにこの本をおすすめしたい。ぜひお近くの図書館や本屋さんで探してみてください。

表紙 タイトル
すべての、白いものたちの ハン・ガン
白いものについて書こうと決めた、様々な白いものについての短編。小説?エッセイ?詩?と不思議な感覚になりますが、ノーベル文学賞受賞理由にもある、力強く詩的な散文体の文章を感じました。日本では、白というと...
少年が来る ハン・ガン
韓国では戒厳令に対してデモが起き、今もなお続いている。いつまで続くのだろう。今は韓国旅行控えた方がいいのかな。こう言った気持ちになった。そんなときBTSのテヒョンが紹介してくれた「少年が来る」が光州事...
私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯 チョン・セラン
短編集なので、通勤時間など隙間時間に読み進められました。 視点が面白くて、デパートや書店など、さまざまな場所から依頼されたテーマをもとに書いているものも多く、 チョンセランさんの引き出しの多さを感...
菜食主義者 ハン・ガン
昨年の「日韓交流おまつり2023」で、ちょっぴり値引きされていたので購入した1冊。 購入時にも、お店の方から「韓国で最も権威ある文学賞」といわれている「李箱文学賞」のほか、2016年世界的に権威...
5番レーン ウン・ソホル
 水泳競技で5番レーンというのは、決勝に進んだ時に予選通過タイムの早い順で1番タイムの良かった人が4番レーン、次にタイムの良かった人が5番レーンで泳ぐ。  小6のナルは水泳部のエースでメダルも沢山取...


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