駐日韓国文化院は、韓国文化の過去と現在そして未来を伝え、理解を深められる空間を目指します。
皆さんが様々な韓国文化を心地よく気軽に体験できる空間です。是非ご利用ください。
韓国文化院庁舎は、韓国の伝統民俗舞踊「僧舞(スンム)」の伝統的なフォルムと、現代的なイメージを融合させたデザインです。僧舞は袖の長い白い衣装をまとい、長い袖を操りながら踊りますが、庁舎の外見はこの長い袖の優雅な動きを表現しています。僧舞とは、仏教的な色彩が濃い独舞で、韓国伝統舞踊の美的要素である「静中動・動中静:静中に動あり、動中に静あり」の真髄が見事に表現された芸術性の高い民俗舞踊です。
入口の柱には木造建築に使われる装飾「丹青(タンチョン)」がほどこされています。丹青は青・赤・黄・白・黒の5色を主に使用し、様々な紋様や絵を描いたものを指します。韓国の固有の美しさを示している丹青は、今でも寺院や宮殿で見ることができます。
【コリアセンター】
コリアセンターは世界の韓国文化院や韓国観光公社、韓国コンテンツ振興院の海外支社など、文化芸術関連機関を1カ所に集めて現代及び伝統文化、観光、文化産業、スポーツなどの韓国文化コンテンツを総合的に広報し、シナジー効果を創出するための文化交流の場です。
2006年から世界の主要な拠点地域に設立され、東京(2009年)を始めロサンゼルス(2006年)、北京(2007年)、上海(2007年)、パリ(2018)などに設立されています。
東京コリアセンターには韓国文化の総合窓口の役割を果たしている駐日韓国文化院をはじめ、東京韓国教育院、韓国観光公社 東京支社、韓国コンテンツ振興院日本事務所、国外所在文化財財団、韓国農水産食品流通公社 東京支社が集結し、韓国文化の魅力を発信しています。