他人の家 著者 : ソン・ウォンピョン
ニックネーム : ピウケイ 掲示日 : 2023-03-26


八つの短編集です。その中の1つ「箱の中の男」という作品は作家の長編小説「アーモンド」での事件が関わっていて視点が変わり面白いです。私個人的には「四月の雪」が一番好きです。自分には自分の、他人には他人のそれぞれの事情があり、それは理解できなくてもふと心が通う瞬間があるのは素敵だと思いました。

表紙 タイトル
不便なコンビニ キム・ホヨン
本作、2022年には「教保文庫」と「YES24」(大型電子書籍店)でもっとも売れた「今年の一冊」に選ばれたそうで、日本でいうところの紀伊国屋でもアマゾンでも売れまくった本、と解釈できそう。そして、「不...
百の影 ファン・ジョンウン
冒頭から不思議な掛け合いが続く。どのような気持ちで、この書物に入って行けばよいのか、少し戸惑いながらも、実はその世界の中へ取り込まれていくような、不思議な感覚を持った。 いつも思うことだが、原文で読...
おじいちゃんのたびしたく ソ・ヨン
いつかは訪れる“旅立ち”。優しくほんのりとした色合いと空気に、85歳で亡くなった父親が重なった。認知症の母を残して逝ってしまった父だった。大好きだった姉たちの元に先に行って、皆で母を待とうと思ったのだ...
나, 있는 그대로 참 좋다 조유미
本のタイトルどうり読むと心が楽になるし人生いろいろあるけれど、自分自身を否定せず肯定的に受け入れることの大切さがとても伝わりました。 나 있는그대로 참 좋다 とても良い言葉好きな言葉です。ぜひ読...
不便なコンビニ キム•ホヨン
タイトルの印象からはほど遠い、心温まる小説だった。 記憶喪失のホームレスの中年男性が、コンビニオーナーや客や同僚と関わるうち、一人前のコンビニ店員になるまでが描かれている群像劇。登場人物たちが意図せ...


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