ペイント 著者 : イ・ヒヨン
ニックネーム : Maria 掲示日 : 2022-05-27


チャンビ青少年文学賞の『アーモンド』のあと、該当作なしの一年をへて、受賞作品に選ばれた本作。作者が30代で産後うつをわずらったことをきっかけに文章教室に通い始め、作家になったというエピソードに惹かれたこともあり、手に取りました。

舞台は国が子どもを管理する近未来。環境ゆえに少々、外の世界とはちがう高校生たちが出てきます。それぞれの性格の書き分けがキャラクターを魅力的にしています。子どもを世話するガーディアンたちも、みんな根本的には優しい心を持っていて、暖かい気持ちになれる小説でした。

さらりと読めますし、中学生くらいから読めるのではないかと思います。

表紙 タイトル
カクテル、ラブ、ゾンビ チョ・イェウン
完全にタイトルで避けてた作品でした 必ず殺しが入るけど、ぜんぶ愛があります。特に「オーバーラップナイフ、ナイフ」には鳥肌ものでした。悲しくて愛しくて涙が出ました。タイムパラドックスものはもともと好き...
引き出しに夕方をしまっておいた ハン・ガン
この詩集は2013年に韓国で出版され、日本では2022年に出版されました。ハン・ガンさんが若い頃に書いた詩など作られた時期が異なる作品が収録されており、時間の流れも楽しめます。「回復」という大きなテー...
すべての、白いものたちの ハン・ガン
白いものについて書こうと決めた、様々な白いものについての短編。小説?エッセイ?詩?と不思議な感覚になりますが、ノーベル文学賞受賞理由にもある、力強く詩的な散文体の文章を感じました。日本では、白というと...
少年が来る ハン・ガン
韓国では戒厳令に対してデモが起き、今もなお続いている。いつまで続くのだろう。今は韓国旅行控えた方がいいのかな。こう言った気持ちになった。そんなときBTSのテヒョンが紹介してくれた「少年が来る」が光州事...
私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯 チョン・セラン
短編集なので、通勤時間など隙間時間に読み進められました。 視点が面白くて、デパートや書店など、さまざまな場所から依頼されたテーマをもとに書いているものも多く、 チョンセランさんの引き出しの多さを感...


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