ユ・ウォン 著者 : ペク・オニュ
ニックネーム : Maria 掲示日 : 2022-05-08


自分から解放されていく物語でした。主人公は高校2年生で、タイトル名の「ユ・ウォン」。幼い時に自宅マンションの火災事故にあい、11階から姉に投げ落とされて生き残ります。自分を助けた姉は亡くなり、おじさんは足に後遺症が残ります。感謝すべきことに対する迷いと苛立ち。自分の中に姉を重ねる両親や姉の親友に対する複雑な思い。ある日、屋上前で出会うスヒョンによって、その日常は徐々に変わっていきます。
高校生は他者との距離感に悩むものです。「生き残った子」というラベルをつけられ、罪悪感を感じ、それを振り払うように様々なコンクールに出したり塾に没頭する姿は、もしかすると何かに悩む10代にも共感できる部分があるのではないかと思いました。甘んじてきた人間関係を変えようとするユ・ウォン。友人のスヒョンと共に自然体で成長してほしいと思わせるキャラクターでした。

表紙 タイトル
ようこそ、ヒュナム洞書店へ ファン・ボルム
離婚を経験した30代のカフェ兼書店経営者の女性とバリスタの20代の青年が、複雑な背景や悩みを抱えた常連さんたちとの交流を通して成長していきます。作家さんのイベントを主催したり、居心地のよい文化的空間が...
こちら、空港医療センター 救急ドクター奮闘記 シン・ホチョル
仁川国際空港に医療センターがあることも初めて知りましたが、旅行者のため、空の安全を守る空港職員のために、懸命働く医師の日常や、仕事に対する信念など、ユーモラスに書かれた一冊でした。海外旅行時には、病気...
29歳、今日から私が家長です。 イ スラ
とても興味深く読ませてもらいました。それぞれ世代の価値観や考え方に共感しました。頑張って成功してもねぇ。。私たちはネトフリでも見て寝よう。 日常生活に重なるところがあり心に残る場面です。 外食した...
パチンコ 上と下 ミン•ジン•リー
「在日」と言われる人たちがどのように日本にやってきたのか、大阪の鶴橋という街がどのように出来上がったのか、小説という形で知ることが出来ました。アメリカで人気図書だということ、ドラマ化もされたという所か...
カクテル、ラブ、ゾンビ チョ・イェウン
完全にタイトルで避けてた作品でした 必ず殺しが入るけど、ぜんぶ愛があります。特に「オーバーラップナイフ、ナイフ」には鳥肌ものでした。悲しくて愛しくて涙が出ました。タイムパラドックスものはもともと好き...


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