『フォーラム2005』 なぜ韓国語を学ぶ若者がふえているのか 05.08.30



ここ数年来、日韓のさまざまな分野で活発な交流が行われており、日韓関係はきわめて友好的なムードに包まれています。特に、最近の日本での韓国ドラマ・映画・K-POPなどの 大衆文化の人気に代表される、いわゆる  "韓流"は、双方の人々の距離を縮めることに大きな役割を果たしています。このような流れの中、字幕なしで韓国ドラマや映画を見たい、韓国人と接したい、韓国をより身近に感じたいという動機から、韓国語学習者が急増しています。
フォーラム2005では、未来を担う若者の韓国語学習者を対象に、「日本の学校における韓国語教育:大学等と高等学校の現状と課題」(国際文化フォーラム 2005年5月発行)の調査報告をふまえて、なぜ韓国語を学ぶ若者がふえているのか、社会は韓国語学習に対してどんな人材を求めているのか、若者が韓国語を学ぶ意味は何なのかなどについて、議論することにしました。韓国語の教育関係者やメディア、韓国企業などで活躍する識者の方々をパネラーにお招きし、議論を深めたいと考えています。




○ アクセス:
地下鉄南北線、大江戸線
    「麻布十番」駅2番出口より直進徒歩3分     
都営バス「二の橋」停留所より徒歩1分


○ プログラム:
18:30~18:35 主催者あいさつ
18:35~19:00 報告と問題提起  
19:00~21:00 フォーラム(公開討論会)

【お申し込みはこちらから】 ⇒⇒ お申し込みフォーム(*定員になり次第締切)
○ 主催: 駐日韓国大使館 韓国文化院
      財団法人 国際文化フォーラム
<お問い合わせ> 駐日韓国大使館 韓国文化院 TEL 03-5476-4971







●兼若逸之

(東京女子大学教授)


『国際基督教大学を卒業後、韓国へ渡り、延世大学校文科大学院にて博士号を取得。韓国誠信女子大学校副教授を経て現職に。1995~2001年度にかけて務めたNHK教育テレビ 「アンニョンハシムニカ~ハングル講座~」で一躍お茶の間でも有名に。2003~04年度は同ラジオ講座も務める。『ドラマでハングル ミサの韓国で会えたら』 『兼若教授の韓国 案内 釜山港に帰れません』をはじめ、韓国関連の著書も多数あり、10年ほど前から「ハングル1000万人運動」を提唱するなど、韓国語伝道師の第一人者である。』
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●難波健一

(日本サムスン株式会社 戦略企画室 Social Relations Team長)


『複数の日本企業で経営企画/広報畑を一貫して担当。この間、二つの企業で株式公開前後のブランディングやIRを担当。2003年、韓国サムスングループの日本現地法人である日本サムスン入社。日本社会においてサムスンがほほえみのパートナーであることを広く伝えるべく、メディアリレーション、企業広告、社会貢献を担当するSocial Relations Teamの業務に従事。』
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●藤本敏和

(NHK国際放送局制作センター チーフ・プロデューサー)


『長年にわたって国際放送に従事し、韓国語放送のDJ番組やインタヴュー番組のMCとしてもマイクに向かっている。「アンニョンハシムニカ?ハングル講座」の開設にもかかわってきた。訳書に「われらの歪んだ英雄」「チョンファミリー物語 世界がおまえたちの舞台だ」、共著に「とっておき韓国語」「すぐに使える短いフレーズ」などがある。和光大学公開講座の講師。』
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●山下誠

(神奈川県立鶴見総合高等学校教諭)


『1956年生まれ。現在、神奈川県立鶴見総合高等学校社会科。1990年代中ごろから、高校生や地域住民に韓国語を教えはじめ、1999年高等学校韓国朝鮮語教育ネットワーク立ち上げに参画。また、1994年以来、日韓合同授業研究会に所属し日韓教員交流に関わる。朝鮮語教育研究会会員。ハンギョドン(韓国語教授法研究トンアリ)会員。』
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●金順玉

(横浜コリアン文化研究会代表、フェリス女学院大学ほか講師)


『1986年に来日後、横浜市の国際理解教室講師として11年間、小学校で韓国文化を紹介。外国籍県民かながわ会議委員やヨコハマ夏季学校実行委員長を歴任し、日本人と外国籍住民の共生の問題にとりくんできた。98年に横浜コリアン文化研究会を設立。公演・講演活動をおこなうほか、韓国語教室、チャンゴ教室などを開いている。著書に「もっと知ろうよ!ハングル1~3巻」、共著に「チャレンジ!韓国語」「韓国語ライティングマスター」などがある。』
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●小栗章

(国際文化フォーラム職員)


『1996年より現職。国際文化フォーラムが実施する韓国語教育プログラムを企画運営している。1997~98年に高等学校、2002~03年に大学と短期大学ほかの現状を調査し、  日本の学校における韓国語教育の現状と課題を捉えることを試みた。大学等と高校の 調査報告書を2005年5月に発行、ホームページ上に公開している。
http://www.tjf.or.jp/korean/chousa/ch2005_j.htm
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