プリントギャラリーではアイデア誌編集部と共催で、韓国のソウルを拠点に活動するグラフィックデザインのスタジオORDINARY PEOPLEの展覧会「ORDINARY PEOPLE:Everyday Graphics Everyday Calendar」を開催します。ソウルからOrdinary Peopleも来日し2月3日(日)まで在廊致します。
会期中の2月2日(土)にはギャラリー近くのスタジオFork Studioで、カレンダーとデザインを巡る日韓若手デザイナーによるトークイベント「日韓のカレンダーからみるデザイナーたちの日常:day-to-day graphic design」を開催。韓国からORDINARY PEOPLE、日本からは牧寿次郎、鈴木哲生が登壇します。(ご予約方法はアイデア誌サイト, Twitter, Facebookにて追ってお知らせ致します。)
ORDINARY PEOPLEは、弘益大学在学中の2006年に「we make posters」プロジェクトのために集ったことが契機となり、自然発生的にグラフィックデザインスタジオへと移行。現在ではMBCテレビ(Munhwa Broadcasting Corporation)やSMエンターテインメント、ソウルの国立現代美術館、国立アジア文化殿堂といった大規模なクライアントのデザインを数多く手がけています。一方でセルフプロジェクトのレーベルPeopolétを立ち上げるなど、メディアの枠にとらわれない活動を続けています。
本展では、彼らが2015年より発行している日めくりカレンダーの2019年版「EVERYDAY GRAPHIC CALENDAR」を中心に展示。スタジオメンバー全員の手によって一日一日がデザインされ、その表現の多様性も魅力の一つです。その他、Peopolét名義で制作されたプロジェクト「1xn—Print Screen」「8xn —Issue 0」「24OPEN」「Life is unwritten」から、冊子やジン、Tシャツなどのファショングッズまでを展示・販売します。
【トークイベント概要】
「日韓のカレンダーからみるデザイナーたちの日常:day-to-day graphic design」
本イベントでは、ORDINARY PEOPLEと同世代の日本人デザイナーのなかから、ともに自身でカレンダーの制作を行う2名のデザイナーをゲストに迎える。
牧寿次郎は、昨年よりアイデア誌とのコラボレーションにより「ニューカレンダー」を発売。国内で一般的な壁かけ月めくりカレンダーがもつ実用性を継承しつつ、前後の月がわかりやすく構成されたカレンダーを制作している。鈴木哲生は2013年より毎年自主制作のカレンダーを発表。多くのカレンダーが上半分(写真や絵など)と下半分(数字)というかたちで機能を分割するなか、数字の装飾的要素を高めることでそれを一括。日付の数字をすべて異なる形にレタリングし、年ごとにバリエーションを更新し続けている。
トークでは、展示作品を中心としたORDINARY PEOPLEの活動紹介を中心に、3組がカレンダーの制作について思うことや、各自の活動、日韓のグラフィックデザインの現状についての意見交換を行う。
登壇:
◎ORDINARY PEOPLE
https://ordinarypeople.kr/
◎牧寿次郎
1985年岡山県生まれ。グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学を卒業後、デザイン事務所などを経てフリーランス。デザインした主なカレンダーは、卓上日めくりカレンダー「大江戸味ごよみ」(筑摩書房)、ワワフラミンゴ「セリフ・カレンダー」、アイデア謹製「ニューカレンダー」(誠文堂新光社)。
https://twitter.com/makiju
◎鈴木哲生
1989年神奈川県生まれ。グラフィックデザイナー。2013年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業後,隈研吾建築都市設計事務所にてグラフィックデザイン業務を委託。2015年オランダKABKデン・ハーグ王立美術アカデミー タイプメディア修士課程を修了。
http://tezzosuzuki.com/