韓国食文化支援事業への取り組み 05.07.27
韓国文化院では韓国の食文化の普及にも努めています!!

 韓国文化院では日頃より様々な韓日文化交流活動を推進していますが、今回はその取り組みの一部をご紹介いたしましょう。

 最近、NHKのBSで「宮廷女官チャングムの誓い」等を通して、かつてないほど韓国の食文化に対する関心が高まっています。そこで韓国文化院としましては、食文化交流の一環として、韓国の食文化を紹介する講座やイベント等の事業を開催される公的機関及び非営利団体を対象に、韓国料理専門家の人材派遣や後援、共同主催等をはじめとする支援事業をさせていただくことになりました(本年7月末日応募締切)。

 お陰様で予想をはるかに上回るお申し込みをいただき、7月27日現在で年内だけでも首都圏を中心に11ヶ所20回に及ぶ料理実習教室等が開催される予定です。本事業は既に7月7日(木)に豊島区立南大塚社会教育会館で行われた「韓国食文化にふれる集い(豊島区支援団体「まにまに」主催、韓国文化院協力)」を皮切りにスタートしており、本日はこの様子をお伝えしようと思います。

 豊島区が支援する「まにまに」とは、豊島区が主催した「乳幼児家庭教育学級」から生まれたグループで、若いお母さん方約20名で構成されています。この日は、①日本でも手に入れやすい食材で、②家庭でも手軽に作れ、③幼児でも食べられる韓国家庭料理の実習が行われました。
 上記3つの条件を満たすメニューを考え、料理実習の指導をされたのは、40年以上も前に韓国から日本へ渡り、韓国の食文化の普及に努めてこられた姜連淑(カン・ヨンスク)先生。キャベツの浅漬けキムチ、大豆もやしご飯、茄子の冷菜、チャプチェの4つのメニューをこの日は作りました。
 講習の内容は単なる料理実習に関するものだけではなく、韓国の食文化の背景や、根本思想等にまでわたり、受講生の皆さんも大きな関心を寄せていました。中には、「どれも思ったほど難しくない」、「チャプチェは予算も予想以上に安くつくし、韓国料理屋へ行ってお金を出して食べなくてもよくなった」なんて声も聞かれました。
 実習終了後の試食時には、すぐ隣の託児室から3歳前後のお子さんたちも同席。とてもにぎやかな試食のひと時となりました。

◇参加者の声
・予想以上に楽しい会でした
・お友達にも教えたい
・お客様のおもてなしの料理にしたい
・子供はモヤシご飯とチャプチェを良く食べました
・家族に作ってあげたい
・他の韓国料理も是非作ってみたい

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