『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』 著者 : イ・ミンギョン
ニックネーム : 仙台あんこ 掲示日 : 2021-11-06


この本は、「決定権は自分にある」と言うためのマニュアル本だ。
私(たち)は何で声をあげないのだろう?
「あげたくても、あげられない」と、環境=周りのせいにしている自分。
必要以上に「共感」、「イイね」を求めてしまう自分。
「わかってれない」と言うモヤっとした気持ちにイラつく自分。
そんな忖度感情を排除してくれる。

本書でも「声を出した経験がなければ、必要な時に話すことができない」と述べている通り、
そうだよね。誰に遠慮する必要があるのさ!!普段から声を出す練習をしよう!!

「勇気をもって!!」をなんて大げさな感情は必要とせず、平常心で自分の言いたいことを表現するために、躊躇せずに一歩を踏み出す方法を教えてくれる。

付箋とマーカーだらけになってしまった本です。

表紙 タイトル
『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』 イ・ミンギョン self
この本は、「決定権は自分にある」と言うためのマニュアル本だ。 私(たち)は何で声をあげないのだろう? 「あげたくても、あげられない」と、環境=周りのせいにしている自分。 必要以上に「共感」、「イ...
村上春樹のせいで イム・キョンソン
私は村上春樹さんの本を読んだことがありません。世界中にハルキストがいることはなんとなく知っています。 韓国映画「バーニング」の原作は村上春樹さんの「納屋を焼く」という短編だそうですが、映画に感動した...
誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ イ・ギホ
イ・ギホさんの短編「原州通信」を読んだらおもしろかったので、今度は長編を読みたかったのですが、こちらも7つの短編集でした。本のタイトルからして優しい人々の話だと思ったらちょっと違いましたね。恥かしかっ...
菜食主義者 ハン・ガン
これは傑作です。間違いありません。 「菜食主義者」「蒙古斑」「木の花火」で構成された連作となります。喧騒と静寂、官能的であって無垢でもあります。読み進んでいくうちに開けてはいけない扉を開けてしまった...
滞空女 屋根の上のモダンガール パク・ソリョン
朝鮮の労働運動史上、初めて「高空籠城」という高所での占拠闘争をした女性労働者 姜周龍(カン・ジュリョン)の半生を描いた小説。朝鮮が日本の植民地だった頃、女性は人間ではなくモノとして扱われていた。そんな...


코시스센터
webzine koreanet
Korea Net Japanese
Hello K! - Youtube
STAY HOME AND ENJOY K-ARTS