韓国文化院では、毎年ご好評いただいている講演会シリーズを今年も1月からお届けしております。今年は韓国と日本の国交正常化から50周年の節目を迎え、「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をメインテーマに全12回にわたってそれぞれの分野のエキスパートに語っていただいております。
第8回は、1979年から韓国社会に暮らす人びとを文化、家族、食の視点から研究、近年はアメリカ合衆国、中国、ロシア・サハリンなどにおける海外コリアンの生活に関する研究に取り組み、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」などの日本語版監修などもされ、2013年に韓国政府から玉冠文化勲章を受章された朝倉敏夫さんをお招きし、「食文化を通じてみる韓日比較」と題して、7月31日(金)にハンマダンホールで開催されました。
講演では米文化を共有している両国の「米の食べ方」、「料理の出し方」の共通点と違いを通じて「情に対する認識」を探ってみながら、「わかちあい」と「おもてなし」について、あらためて考えてみる良い機会となりました。
次の講演会シリーズは、8月4日(火)に、筑波大学人文社会系の黄順姫教授をお招きして、韓国・日本における教育とスポーツ文化の比較について語っていただきます。どうぞご期待ください。
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