韓国文化院では、毎年ご好評いただいている講演会シリーズを今年も1月からお届けしております。今年は韓国と日本の国交正常化から50周年の節目を迎え、「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をメインテーマに全12回にわたってそれぞれの分野のエキスパートに語っていただいております。
第7回は韓国を始め、様々な国で大使として務めながら、文化交流促進のために国際交流のインフラ整備を行ってこられ、退官後は国際交流基金で日本文化を世界へ発進されていらっしゃった小倉和夫さんをお招きし、「日本人の韓国観の変遷」と題した講演会を6月11日(木)にハンマダンホールで開催しました。
講演は今の韓国と日本がお互いどのように見つめ合っているかについて文化、観光、貿易、投資などの変化を統計資料から探りながら、両国が密接な関係にあるということを、もう一度確認する場となりました。また、日本の古文書である日本書紀、古事記、源氏物語、平家物語などで表現している新羅、百済、高麗との関係や交流の歴史をお話しいただきました。
次の講演会シリーズは、7月31日(金)に、 国立民族学博物館の朝倉敏夫教授をお招きして、 食文化を通じてみる韓日比較について語っていただきます。どうぞご期待ください。
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