韓国文化院では、毎年ご好評いただいている講演会シリーズを今年も1月からお届けしております。今年は韓国と日本の国交正常化から50周年の節目を迎え、「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をメインテーマに全12回にわたってそれぞれの分野のエキスパートに語っていただいております。
第6回は日本でいち早くK-POP専門番組を立ち上げたことで知られ、日本におけるK-POPの第一人者と呼ばれる韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨さんをお招きして「K-POPとJ-POPの魅力」と題して、5月14日(木)ハンマダンホールにて開催されました。
講演当日は古家正亨さん自ら選曲・編集した両国の音楽を観客の皆さんに聞かせながら、K-POPとJ-POPがどのような過程を経て成長し、お互いにどんな影響を与え合ってきたかを国交正常化以降50年間の両国の音楽の流れとともに話していただきました。特に「今後は、K-POPとJ-POPが競争相手ではなく、お互いが持っている魅力と個性を活かして共同制作を積極的にして欲しい。そして、’アジアPOP’というジャンルとして世界の舞台で一緒に活躍する姿を見届けるのが私の夢です。」と文化交流の理想的な方向性を述べ、喝采を浴びました。
次の講演会シリーズは、6月11日(木)に、国際交流基金顧問・元駐韓国大使の小倉和夫さんをお招きして、「日本人の韓国観の変遷」について語っていただきます。どうぞご期待ください。
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