韓国文化院では、毎年ご好評いただいている講演会シリーズを今年も1月からお届けしております。
今年は韓国と日本の国交正常化から50周年の節目を迎え、「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をメインテーマに全12回にわたってそれぞれの分野のエキスパートに語っていただいております。
第5回は2代にわたり韓服屋を続け、韓流スターのペ・ヨンジュンさんと共に『韓国の美をたどる旅』を出版、2014年には韓国を訪問したローマ教皇へのお土産のポジャギ包装を担当するなど様々な分野で活躍されているポジャギアーティスト・韓服デザイナー李効斎さんをお招きし「韓国のポジャギと結び(メドゥプ)」と題して、4月24日(金)ハンマダンホールにて開催されました。
講演会ではポジャギでお土産や生活用品を美しく包む方法や簡単にエプロンやカバンを作る方法などポジャギの結びはもちろん、観客を交えた舞台パフォーマンスも披露していただきました。特に李効斎さんは「ポジャギはすぐ捨てられるランピング紙と違って、再活用できるという部分で環境親和的な上に色や結び方でより美しく活用できる素材だ」とポジャギならではの魅力を伝えました。
また、同時開催されました特別講座「ポジャギ結び」では、ポジャギと輪ゴムだけを使って本、ワイン、ティッシュボックス、ハンカチなどを包む方法とカバンやヘアバンドなどを作る方法を学びながら、日常生活の中でどうすれば環境親和性を高めるかを考える機会になりました。
※今回のポジャギの講座及び講演会の様子はウェブマガ「東京サランバン」に紹介されていますので、ぜひご覧ください。
https://www.koreanculture.jp/wz/
次の講演会シリーズは、5月14日(木)に、ラジオDJ・テレビVJ・韓国大衆文化ジャーナリスの古家正亨さんをお招きして、K-POPとJ-POPの魅力について語っていただきます。どうぞご期待ください。
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