(株)博報堂C&Eコンテンツ事業部 エグゼクティブプロデューサーの金容範さん
韓国文化院では、毎年ご好評いただいている講演会シリーズを今年も1月からお届けしております。今年は韓国と日本の国交正常化から50周年の節目を迎え、「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をメインテーマに全12回にわたってそれぞれの分野のエキスパートに語っていただいております。
第2回は、長年にわたり、映画、ドラマ、K-POPなどの韓国コンテンツ関連ビジネスを中心とする国際事業に携わっている(株)博報堂C&Eコンテンツ事業部エグゼクティブプロデューサーの金容範さんをお招きして 「最近の韓国と日本の映画製作の傾向の比較」と題して、2月23日(月)ハンマダンホールにて開催されました。
講演会では多くの皆さんがご関心を持っている映画をテーマに両国の製作環境、特長、共通点と違いは勿論、製作から配給までの流れについて分かり易く説明していただきました。
特に金容範さんは「韓国と日本は映画の歴史、社会的環境、産業の成長程度などがとても違っているため単純に数字だけを比較するのは難しい。しかし、その違う環境の中でそれぞれどのような対処をしているか、特徴は何かについて注目する必要がある」と述べながら、他では聞けない映画製作の裏話や背景なども聞ける楽しい場となりました。
次の講演会シリーズは、3月11日(水)に、東北大学文学研究科准教授の片岡龍さんをお招きし、「韓国のソンビ(学識が優れ、品の高い人を指す呼称)と日本の侍」をお届けいたします。
どうぞご期待ください。
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