去る2015年2月1日(日)韓国文化院のハンマダンホールにて今年で6回目を迎えた「話してみよう韓国語」東京・中高生大会 2015が開催されました。
開設部門は「中高生スキット」と「フォトメッセージ」、64組118名の応募があり、厳しい1次審査を通過した36組62名が出場し、例年のようにたくさんの中高生と、本大会実行委員の本大会出場経験のある大学生OB・OGとボランティアの学生スタッフの皆さんの若い熱気にあふれていました。
当日は、東京・中高生大会独自の部門でもある「フォトメッセージ」部門から始まりました。この部門は韓国語の実力が高い生徒を対象にした部門で、「バスの中、スイ-ツ、ベンチ、ポスト、スーツケース」の五つの課題フォトを事前に提示、その中から写真を一つ選択してメッセージを創作するという部門です。お母さんのお料理を通じて感じた「家族愛」や「韓国語と韓国旅行の魅力」など、様々な素材を使って自分が言おうとすることを一生懸命韓国語で伝え、感動を与える場となりました。
続いて行われたスキット部門の発表では、 今年のテーマである「風邪」を使って、両国の病院や薬に対する文化的な違い、済州島の特産物、韓国のことわざなどを紹介しました。特にどの組も小道具もアドリブも大変凝っていて、会場からは何度も笑い声が聞こえ、いかに各組が内容を練って工夫をしているかを感じることができました。
審査の時間帯は、毎年「ステージアトラクション」部門と名付けて、韓国関連の部活などで活動している皆さんの発表の場として活用しています。本選にこられた4組すべてがK-POPカバーダンスであることを見ても、K-POPがいかに若い皆さんのハートをわしづかみにしているかがわかります。中には、セミプロ並の実力のグループもあり、多いに会場を沸かせました。
なお、本大会の「中高生スキット」部門の最優秀賞と優秀賞を受賞した2組は3月7日(土)に開催される全国大会、第8回クムホ・アシアナ杯「話してみよう韓国語」高校生大会に進出します!
出場された皆さん、お疲れ様でした!
<大会結果>
○ 中高生スキット部門
-最優秀賞:土屋芽生・岡崎健(東京学芸大学付属国際中等教育学校4年)
-優秀賞:瀧澤琳・宮北芽衣(富士見高校1年)
-奨励賞:佐藤綺音・フェルディ瑛名(上板橋第2中学校1年)
石出菜々子・五十嵐恵美(千葉県立成田国際高校2年)
-審査員特別賞:松本早莉奈・李宰漢(関東国際高校1年)
長谷川舞・宇野桜(東京学芸大学附属国際中等教育学校4年)
○ フォトメッセージ部門
-最優秀賞:澤田佐代(関東国際高校2年)
-優秀賞:成田晴香(青森県立弘前実業高校2年)
-奨励賞:澤田清美(創価高校3年)
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