韓国文化院では、毎年ご好評いただいている講演会シリーズを今年も1月からお届けしております。今年は韓国と日本の国交正常化から50周年の節目を迎え、「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をメインテーマに全12回にわたってそれぞれの分野のエキスパートに語っていただいております。
その幕開けの講演会となる第1回はニュース番組をはじめ、ドラマ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組など幅広い分野で活躍されており、韓国大邱市の観光広報大使も務めるなど韓国通でもある、タレントの大桃美代子さんをお招きして「日韓交流とエンターテイメント」と題して、1月26日(月)ハンマダンホールにて開催されました。
講演会では多くの皆さんがご関心を持っているエンターテイメント分野について、韓国と日本のドラマ、映画、歌手、ニュース番組などを比較しながら両国の違いと、共通点は勿論、それぞれの長所と短所、特長などを理解し合うことでシナジー効果が得られることを確認する場となりました。
特に大桃美代子さんはご自身の韓国短期留学や韓国取材の経験から生々しい韓国事情を歴史、観光、青磁と白磁、井戸茶碗、パワースポットなど多方面に渡り語っていただきました。
後半では「お互いの出会いを通じて新しい縁を築くことができます。それこそお互いが理解する道であり、交流を通じて信頼も深まります。長所を褒め合い、理解しようとする努力さえあれば両国は新しい未来を迎えられるでしょう」と述べ、両国交流の重要性と方向性を強調しました。
次の講演会シリーズは、2月23日(月)に、 ㈱博報堂C&Eコンテンツ事業部 エグゼクティブプロデューサーの金容範さんをお招きし、 「最近の韓国と日本の映画製作の傾向の比較-両国の映画の楽しみ方」をお届けいたします。どうぞご期待ください。
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