今年も1月27日(日)にたくさんの中高生と、本大会実行委員の本大会出場経験のある大学生OB・OGとボランティアの学生スタッフの皆さんに包まれながら、「話してみよう韓国語」東京・中高生大会が開催されました。
今年は何と昨年の約1.5倍に及ぶ過去最多の91組175名の応募をいただき、このうち1次審査を通過した39組72名が本選へとコマを進めました。東京大会は昨年12月の学生/一般大会も過去最多となる58組89名のご応募をいただきましたので、合わせて東京大会としては実に149名264名の方々にご応募いただいたことになります。
まずは、東京・中高生大会独自の部門「フォトメッセージ部門」の発表です。この部門は韓国語の実力が高めの生徒を対象にした部門で、「ジャンケン、野球場、チョコレート、ダイアリー」等の課題フォトを事前に提示、その中から写真を1つ選択してメッセージを創作するという部門です。昨年の思い出や未来への目標、野球場での応援や、友人との仲直りのきっかけにチョコレートを送るなど、感動的な作品から楽しく思わず吹き出しそうになるような作品までバラエティに富んだ発表となりました。
続いて行われたスキット部門には80組もの応募をいただき、1次審査を通過したのはこのうち29組。スキット部門は3月16日に開催される「話してみよう韓国語」高校生全国大会の予選も兼ねていますが、通常なら東京大会代表として選ばれるのは1組だけ。しかし、今年は80組もの応募を記録したことから今年の出場枠は上位4組まで広がり、この4つのチケットを巡って、どの組もこれまでの練習の成果を堂々と舞台上で発表しました。
どの組も小道具もアドリブも大変凝ってて、会場からは何度も笑い声が聞こえ、いかに各組が内容を練って工夫を施しているかを感じることができました。スキットの中で「どんな部活を?」という個所があるのですが、色んな部活が次から次へと登場。ダンス部と答えてK-POPダンスを披露するのはお約束で、中には、実際に剣道をしたり、器械体操をしたり、女子相撲などまで披露。また、背景となっている学校を一般の学校ではなく魔術学校という設定にして独特な世界観を披露する組まで、年々韓国語だけではなく、スキットの発想までかなりレベルが上がっていることも感じました。
審査の結果、フォトメッセージ部門の最優秀賞に輝いたのは創価高校に通う渡辺ひかりさん。ダイアリーの写真を背景に「過去の公開は未来の糧に、未来への希望は今日を生きる原動力に~」などと韓国語で流暢に語り、観客に大きな感動を与えました。スキット部門の最優秀賞に輝いたのは八千代松陰高校の戸田山莉穂さんと森川友梨江さんペア。昨年に続き、同校が2連覇を達成し、全国大会への切符を手にしました。他に、横浜商業高校の斎藤ともみさんと山根樹実さん、関東国際高校の岡田知緋乃さんと佐竹明子さん、啓明学園高校の新町涼さんと太田光昭さんの3ペアが全国大会への出場となりました。
審査の時間帯には、韓国関連の部活などで活動している4組によるK-POPダンス等のステージアトラクションを披露。特に、関東学院高校の男子5名によるSHINeeのカヴァーダンスはセミプロ並の実力で、会場の女子からは黄色い歓声も!多いに会場を沸かせました。
これで2012~13年度の「話してみよう韓国語」は2月17日の新潟大会を残すのみとなりました。そして、3月16日には開催予定のクムホ・アシアナ杯「話してみよう韓国語」高校生大会が開催されます。引き続きこちらも注目してください!
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