2013年を迎えたばかりの今年初めての土曜日1月5日、年明け寒波で最低気温がマイナスになった名古屋で、韓国文化院にとって今年最初のイベントとなる第3回「話してみよう韓国語」愛知大会が名古屋国際センターで開かれました。
第3回目を迎えた愛知大会の総応募数は19組33名、実に80%近くが中高生と大学生が占めました。
発表者は中学校1年生から50代の方までの様々な韓国語学習者の皆さんで、愛知県はもちろん、三重や岐阜など東海地方の各地方からお越しいただきました。
中高生スキット部門には、まったく韓国語が話せないのに出場を強く希望するパートナーのために一生懸命付け焼刃でスキットを暗記して出場したという中学生がいたかと思えば、最優秀賞に輝き、愛知大会を代表して全国高校生大会への出場を決めた聖霊高校2年の六浦さんと鈴木さんペアは、学校で韓国語を学んでいないものの、「ハムケ」という韓日高校生交流団体に所属しながら学んでいるとか。
彼女たちは韓国との高校生との交流のために年末に光州を訪れ旅先でも毎日練習し、韓国人の友人が発音などを積極的に指導してくれた成果が最優秀賞という実を結びました。
指定スキット部門には大学生から社会人の方まで、様々な発表が相次ぎ会場を沸かしました。こちらの最優秀賞に輝いたのは名古屋外国語大学に通う今村さんと田中さんペア。狎鷗亭を訪問して、化粧品等を買う様子をコミカルに描き、高い評価を得ました。
最後に発表されたスピーチ部門には今回最年少の中学校1年生の西尾さんが登場。「目上の方に対する尊敬の心、他人に対する親切」というタイトルで見事優秀賞に輝きました。
最優秀賞を受賞したのは、「情に満ちた韓国」というタイトルで韓国で10カ月過ごした留学生活の体験を語った愛知淑徳大学に通う鶴見さん。
大邱でずっと過ごしていただけあって、巧みな大邱のイントネーションも交えながら見事に最優秀賞に輝きました。
懇親会の場では、中高生スキット部門で際湯宗賞に輝いた六浦さんと鈴木さんが所属する「ハムケ=ともに」高校生平和特派員実行委員会の高校生たちによるサムルノリの演奏もあり日頃の活動の一部を紹介してくれました。
「話してみよう韓国語」大会は毎年12月から2月にかけて開催しています。
今年は全国10都市で開催、残すは1月27日の東京・中高生大会と2月17日の新潟大会、そして、3月16日に開催するクムホ・アシアナ杯「話してみよう韓国語」高校生大会(全国大会)のみとなりました。
皆さん、是非ともお近くの大会へお越しください!
そして、韓国語を学ぶ同志の皆さんと先生の皆さんと良い交流をしてくださいね!
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