中高生スキット部門-ダンスは苦手だけどテコンドーならできるよ。
一般スキット部門-ダイエットして、やせたのでMサイズください。
2/22(日)「話してみよう韓国語」2009東京大会が開催されました!
昨年12月から全国各地で開催されてきた今シリーズの「話してみよう韓国語」大会ですが、その締めとなる東京大会が2月22日(日)星陵会館で開催されました。
まずは「中高生の部スキット部門」の発表。
台本にダンスを踊るシーンがあるのですが、これが大当たりで「ドラゴンボール」のテーマに合わせて「カメハメ波」を披露したり...。
中でも大いに沸いたのが「キューティーハニー」の歌に合わせて艶やかで鮮やかなダンスを披露した女子高生。
観客から喝さいを浴びていました。
次に、「一般の部スキット部門」の発表。
洋服店の店員とお客の会話を設定したスキットでしたが、各組様々な洋服を準備し、その中には、どこから持ってきたのかダンディ坂野やマギー審司の衣装そっくりの服を披露するなど、ユニークな発表が相次ぎ会場は大爆笑でした。
最後の発表は「一般の部映像表現部門」です。
今回は韓国映画「カンナさん大成功です!」からの一場面でしたが、各自が同じ場面を表現する中で、夫の浮気現場をこっそり覗く妻のストーリーであったり、刑事ものであったり、ラジオへ投稿したハガキのストーリーを回想するような内容であったりと、バラエティに富んだ発表が相次ぎました。
審査の時間帯には、横浜の「コリ文ハングル教室」の皆さんによる韓国語ミュージカルが披露されました。
韓国語の実力はもちろん、素人とは思えない演技力と歌唱力、そしてユーモアセンスで会場が大いに沸きました。
気になる最優秀賞の行方は、「高校生の部スキット部門」は東京都立日比谷高校所属の高校生が実に4連覇を達成!
「一般の部スキット部門 」と「映像表現部門」は、両部門ともフェリス女学院大学の学生が揃って受賞し、W受賞となりました!
来年は日比谷高校とフェリス女学院大学を凌ぐ出場者が現れるか今からとても楽しみです。
審査員の先生方の講評では、日本人学習者にとって発音の難しい「ㅇ, ㄹ, ㄴ」といった子音が連続されるときの発音の変化や連音化についての指摘、そして自然なイントーネーションになるよう心掛けるようアドヴァイスがありました。
その中でも、審査員を務めていただいた明治学院大学専任講師金珍娥先生の「韓国語の甲子園であるこの大会に来ている皆さんは、甲子園の土の代わりに、韓国語への熱意と情熱を持って帰ってください」という言葉、審査員長を務めていただいた東京外国語大学准教授伊藤英人先生の「韓国語の世界は本当に奥深いものがあります。私はこれまで30年研究してきましたが、まだまだもっと深く知っていきたいと思っていますし、今後40年は研究していきたいと思っています。皆さん、是非一緒に韓国語の奥深い世界と魅力を体験していきましょう」というお二人の熱いメッセージが出場者にとって大きな励ましになったと思います。
大会終了後の懇親会では、高校生、大学生、一般の出場者、審査員の先生方、指導された先生方、応援された方など、みんなが共に交流する場となり、とても有益なひと時となりました。
毎年感じることですが、この大会を通して、年々出場者の韓国語のレベルが高くなっていると今年も感じました。
特に、今年は初めて出場者のうち高校生と大学生が過半数を占め、若い方々の韓国語学習者も着実に増え続いていることを垣間見ることができる大会でもありました。
さて、本大会は来年度も引き続き開催する予定です。
8~9月頃には、次大会の募集要項等を発表できると思いますので、どうぞお楽しみに!
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