韓国文化院では、韓日国交正常化53周年を記念し、開催された本展では朝鮮陶工が日本に渡って来た、その当時の時代的背景と薩摩焼が誕生し、その後、子孫らが切磋琢磨を通じて韓国と日本はもちろん、世界的にも有名になった沈壽官家の歴史を振り返ってみると共に、初代沈当吉から当代十五代沈壽官の作品を展示することで、その芸術性を紹介しました。
翌日の23日には「朝鮮陶工420年の系譜」をテーマにしたギャラリートークが開催されました。席が足りなくなるほど多くの方々が参加してくださいました。観覧客は約40分間続いた十五代沈壽官の説明を聞きながら熱心に、メモを取り、ギャラリートークが終わってからも様々な質問が出るなど深い関心を見せながら長い時間、展示を観想されました。