2018平昌オリンピック記念展示会「漆芸二人展」 18.02.08
  • Line共有
  • Facebook共有
  • Twitter共有


2018平昌オリンピック記念展示会
漆芸二人展
 
この度、韓国文化院では平昌冬季オリンピックの開催を記念し、その成功を祈願するため、韓国の漆芸の優秀さと優れたアーティストを紹介する「漆芸二人展」を開催いたします。
本展は数々の漆芸作品で多くの注目を集めている全龍福作家と蔡林作家の2人展で、二人の漆芸作品計36点を展示します。
全龍福作家は目黒雅叙園の漆芸作品の復元及び制作をはじめ、セイコーの腕時計の制作など様々な分野で作品活動をされており、駐日韓国文化院の1階ロビーには「オンマ」という作品も飾られています。
蔡林先生は伝統漆芸の長所と現代宝石デザインの造形美を融合させ、漆で塗った作品の上に螺鈿、銀、サンゴ、翡翠などの宝石を付けた絵画作品を制作しています。
韓国の漆芸の世界を味わえる絶好の機会ですので、皆様のご関心とご観覧、ご参加をお待ちしております。

○ 会 期:2018年2月23日(金)~3月23日(金)10:00~17:00 
              *休館日:日曜日及び祝日(2/25、3/1、3/4、3/11、3/18、3/21)
              ★ギャラリートーク(作家による作品説明):2月26日(月)15:30~16:00
       ギャラリートークに参加される方には平昌オリンピック公式グッズを差し上げます。
               (先着順100名)
○ 会 場:韓国文化院ギャラリーMI(1F) ※入場無料

             〒160-0004東京都新宿区四谷4-4-10 Tel : 03-3357-5970
            (地下鉄丸ノ内線「四谷三丁目駅」3番出口から新宿方面徒歩3分)
○ 内 容:漆芸作家全龍福先生の作品14点と蔡林先生の作品22点計36点の展示
○ 主 催:駐日韓国大使館 韓国文化院
○ お問い合わせ:駐日韓国大使館 韓国文化院 ☎ 03-3357-5970


【作家プロフィール及び作品】
全龍福(チョン・ヨンボク)

漆芸術の幅広い表現のために、生涯をかけて黙々と歩んできた漆作家の全龍福さんは高句麗壁画、八万大蔵経などに漆を塗装して後世に残した先祖の精神を受け継ぎ、漆作品を制作して40余年となった。全龍福さんは1988年東京・目黒雅叙園の漆作品を復元し、創作作品5,000点余りを6年間にわたって研究、探査し、制作した。目黒雅叙園は1930年代に韓国の螺鈿漆芸職人が大挙参加して製作されたが、全龍福さんは、日本の伝統漆と韓国の螺鈿漆芸全体を復元し、それらをもとに数々の創作作品を制作した。その後も伝統を土台にした現代的な作品制作に全力を尽くしてきたが、今回の平昌冬季オリンピックの開催を記念し、展示する作品は、漆の漆黒の世界を表現した。そして葦をモチーフにした「風の音」は、漆の光、螺鈿と金粉などを用いて、風の音と揺れを感じることができるようにし、マグマの「噴出」と波のリズム「波よ、雲よ」まで躍動感を加えて製作した。

<展示作品>
噴出(180x180cm / 漆) 三足烏(180x180cm / 漆) 波よ、雲よ(180x180cm / 漆)

蔡林(チェ・リム)

2000年よりジュエリーデザイナーとして活動をしてきた蔡林さんは2001年と2005年にMIKIMOTO社主催の国際真珠デザイン公募展で銅賞、特別賞、入選を受賞し、2001年香港シグニティ公募展ではアジアンファセットアワードを受賞した。クリエイティブなジュエリーデザインで立志を高めた蔡林さんは、ジュエリーからの伝統文様や、螺鈿と真珠、サンゴ、翡翠、琥珀などを投入し、「漆と螺鈿の作家」となった伝統と現代を併せた作品は平面でありながら立体的で、絵画みたいな彫刻のような造形的な絵画である。こういう独特な差別性により、去年9月にはロンドンサチギャラリーの<スタートアートフェア>の審査を通過して作品が展示され、2017ニューヨークアートエキスポでは、韓国人で初めてSolo Award Winnerを受賞し、パリのルーブルの伝統文化遺産博覧会では国際アンドレ・マルロー協会から授賞された。最近は韓国の學古齋[ハッコジェ]ギャラリーの<森の思索展>を始め、ニューヨーク、パリでも個展を開き、シンガポール、ケルン、台北、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ブリュッセル、トゥールーズなど海外の有名アートフェアにも活発に作品を披露している。今年はニューヨークコンテキストとベニスアートエキスポに漆と螺鈿作品で韓国文化の優秀さを紹介する予定である。

<展示作品>
暁の頃に(280x65cm 3ps / 木版に漆、螺鈿、シルバー925) 桃花・杏花・ツツジの子(60x40cm 12ps / 木版に漆、螺鈿、シルバー925) 松の木(150x30x122cm / シルバー925、螺鈿、木に漆)

番号 タイトル 掲示日 照会
351 丸沼芸術の森レジデンス5周年記念「韓日交流展」 24-03-07 5118
350 特別企画展「壬寅進宴図屏のなかの朝鮮王室の踊りと音楽」 23-11-13 8453
349 韓流20周年記念展示会 23-10-18 10150
348 ハングル実験プロジェクト<近代ハングル研究所> 23-08-04 9867
347 2030釜山世界博覧会誘致祈願展示会 23-06-13 3419
346 韓国の伝統紙「韓紙」紹介展「今日 韓紙」 23-04-10 11188
345 故李御寧先生 一周忌追慕特別展示会 李御寧と『「縮み」志向の日本人』 23-03-03 6804
344 河正雄コレクション 徒徒 江上越・河明求 展 23-01-05 5088
343 藤本巧写真展「韓国の食文化紀行」 22-11-22 6809
342 韓日親善文化交流展~韓国の螺鈿漆器と日本の陶磁器 22-11-08 4590
341 閨房工芸 日韓交流展2022 22-10-11 5601
340 柳宗悦の心と眼―日本民藝館所蔵 朝鮮関連資料をめぐって― 22-08-09 11906
339 観じる韓国の食文化 今と昔~韓食文化ボックス&藤本巧写真展 22-07-04 8666
338 秀蓮工房 韓紙工芸展『光彩』韓紙工芸とメドゥプ工芸 22-06-30 5796
337 韓国民画ムジゲの会グループ展「福をよぶ韓国民画」 22-05-09 5896
336 2002日韓W杯20周年記念展「あの時の感動をもう一度」 22-04-27 7394
335 韓国の昭和レトロ「ニュートロ展」 22-03-16 10956
334 展示「千年の古都 慶州」 22-02-24 7928
333 大韓民国観光公募展 記念品部門受賞作紹介展 22-01-26 7995
332 東アジア国際展覧会 in TOKYO 21-12-02 8090


코시스센터
Korea Net Japanese
Hello K! - Youtube
korea net banner
STAY HOME AND ENJOY K-ARTS