2019トラベリング・コリアン・アーツ「美術が息づく-その家」 19.07.22
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2019トラベリング・コリアン・アーツ
美術が息づく-その家
 
駐日韓国文化院では、韓国国際文化交流振興院(KOFICE)が行う「トラベリング・コリアン・アーツ」事業の一環として、駐日韓国文化院、韓国のOCI美術館とFEI ART MUSEUM YOKOHAMAの共催により「美術が息づくーその家」展を下記の通り開催する運びとなりました。
今回の展示は2017年韓国OCI美術館で開催された「その家」展を再現したもので、朝鮮白磁と民画から若手作家の新作まで韓国美術の様々な姿を披露します。
「想像の韓国の家を作る」というテーマで、朝鮮時代の民画の冊架図屏風、染付白磁・水滴のような韓国の古美術品から 韓国国立現代美術館主催の「2018今年の作家賞」にノミネートされた鄭載頀(チョン・ジェホ)作家、2015年国立新美術館の「アーティスト・ファイル 2015」展に参加した梁廷旭(ヤン・ジョンウク)作家のような世界各地で活躍している現代作家に至るまで韓国の古美術と現代美術を混ぜ合わせ、会場を家に仕立てあげます。
まるで親しい知人の家に招待されるように、徐々に外から家の中に、そこに住んでいる人や物と視線を合わせるように導くこの展示は、時間と空間の変化の中でも脈々と伝えられてきた韓国美術の能力と包容性を自然に、身近にお見せします。兄弟姉妹の多い家のように、それぞれ異なる声を出しながらもお互いに調和する8人の作家と古美術品が醸し出す多彩なハーモニーをお楽しみください。

尚、この度は、本展覧会を共催する 横浜にあるFEI ART MUSEUM YOKOHAMAにおいても、巡回展として開催され、約2週間に渡り作品を展示する予定です。皆様のご観覧をお待ちしております。
 
【展示概要】
○会場及び会期
 ①駐日韓国文化院 ギャラリーMI(〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-10)
      会期:8月29日(木)~9月25日(水)10:00~17:00
      ※作家との対話:8月31日(土)14:00
   ②FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
  (〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2横浜鶴屋町ビル1F)
    会期:10月1日(火)~10月12日(土)10:00~19:00
   ※ギャラリートーク:10月1日(火)14:00
    ✦入場無料、休館日:日曜日及び祝日(両会場共通)
○内容:朝鮮時代の器から現代の設置美術作品まで韓国の「家」にまつわる作品19点の展示
○主催:韓国国際文化交流振興院(KOFICE)
○共催:駐日韓国大使館 韓国文化院、OCI美術館(韓国)、FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
○後援:文化体育観光部(韓国)、駐横浜大韓民国総領事館、財団法人 松岩文化財団
○お問い合わせ:駐日韓国大使館 韓国文化院 ☎ 03-3357-5970
 
【韓国OCI美術館について】
韓国の松岩文化財団傘下のOCI美術館はOCIグループの創業者であり、「最後の開城商人」と呼ばれる松岩イ・フェリム(1917〜2007)先生の遺志を継いで、2010年に開館しました。北韓(北朝鮮)の油絵をはじめ、近・現代美術作品約2万点を所蔵しており、企画展と新進・中堅作家招待個展を含め、年間7〜8回の深度のある展示を開催しています。また、新進作家発掘(OCI Young Creatives)と仁川南区所在の創作スタジオ運営などの作家支援プログラムを継続して運営し、韓国現代美術の成長のための足場として役割を果たしています。
 
【展覧会関連イベント】
〔1〕作家との対話 *お申し込み要
  本展覧会を企画したOCI美術館の企画者及び参加作家により、本展覧会について語っていただきます。
 ・日時:8月31日(土)14:00~15:30
 ・場所:駐日韓国文化院ハンナレホール  〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-4-10(5F)
 ✦お申し込みの方法
  ‣入場無料、定員:80名様(定員を超えた場合は抽選)、申込締切:8月24日(土)必着
  ‣応募方法
     ❶駐日韓国文化院 ホームページの応募コーナーからご応募ください
        *イベントにご応募いただくには会員登録が必要です。➡ 会員登録をする(クリック)
        *作家との対話イベントの応募はこちらへ ➡ 応募する
     ❷ファクス(03-3357-6074)又はメール(art@koreanculture.jpで①本展示名、②氏名、
        ③連絡先(メールアドレスなど)、④参加人数をご記入の上、ご応募ください。
   ‣お申し込みが定員を超えた場合は抽選とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
   ‣ 当選された方へのみ、8月26日(月)までに確認書をメールでお送りします。

〔2〕ギャラリートーク *お申し込み不要
 本展覧会出品作品の説明を参加作家に直接語っていただきます。
 ・日時:10月1日(火)14:00~15:30
 ・場所:FEI ART MUSEUM YOKOHAMA 
            〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2横浜鶴屋町ビル1F

【主な出品作品】
白磁陽刻梅竹文四角水滴
朝鮮時代
白磁青画獬豸形水滴
朝鮮時代
白磁青画寿福字文花形盃
朝鮮時代
冊架図八幅屏風
朝鮮時代
「八道美人図」
20世紀初、綿に水墨彩色、各
130.1ⅹ59.5㎝、OCI美術館所蔵
石芝 蔡龍臣(チェ・ヨンシン、1850~1941)
「開城韓屋」
1969、カンヴァスに油彩,
26x35cm、OCI美術館所蔵
鮮于澹(ソンウ・ダム、1904~1984)
detour
2014,プラスチック四角パイプと木版, 61ⅹ54ⅹ24㎝
洪貞旭(ホン・ジョンウク、1976~)
「ぐるぐる回って元の場所へ」
2015、布の上に水生ペイント
ガッシュ、210ⅹ210㎝
李宇城(イ・ウソン、1983~)
小公路 93-1
2018,韓紙にアクリル, 209ⅹ150㎝
鄭載頀(チョン・ジェホ、1971~)
「呼び鈴」
2014、韓紙に彩色、41ⅹ32㎝
田銀姫(チョン・ウンヒ、1972~)
「Tagman」
2018、Mixed media パフォーマンス、映像
朴慶鍾(パク・キョンジョン、1979~)
「ある店のための看板no.11」
2017、鉄板、モーター、電球、53x51x32.3cm
梁廷旭(ヤン・ジョンウク、1982~)

番号 タイトル 掲示日 照会
353 韓国伝統工芸「メドゥプ」、脈を継ぐ 24-09-26 9901
352 SeMA X 韓国文化院巡回展「目を閉じれば浮かぶ世界」 24-05-20 6911
351 丸沼芸術の森レジデンス5周年記念「韓日交流展」 24-03-07 10833
350 特別企画展「壬寅進宴図屏のなかの朝鮮王室の踊りと音楽」 23-11-13 11049
349 韓流20周年記念展示会 23-10-18 12344
348 ハングル実験プロジェクト<近代ハングル研究所> 23-08-04 12007
347 2030釜山世界博覧会誘致祈願展示会 23-06-13 5185
346 韓国の伝統紙「韓紙」紹介展「今日 韓紙」 23-04-10 13728
345 故李御寧先生 一周忌追慕特別展示会 李御寧と『「縮み」志向の日本人』 23-03-03 8959
344 河正雄コレクション 徒徒 江上越・河明求 展 23-01-05 6808
343 藤本巧写真展「韓国の食文化紀行」 22-11-22 8487
342 韓日親善文化交流展~韓国の螺鈿漆器と日本の陶磁器 22-11-08 6130
341 閨房工芸 日韓交流展2022 22-10-11 7471
340 柳宗悦の心と眼―日本民藝館所蔵 朝鮮関連資料をめぐって― 22-08-09 14145
339 観じる韓国の食文化 今と昔~韓食文化ボックス&藤本巧写真展 22-07-04 10882
338 秀蓮工房 韓紙工芸展『光彩』韓紙工芸とメドゥプ工芸 22-06-30 7438
337 韓国民画ムジゲの会グループ展「福をよぶ韓国民画」 22-05-09 7606
336 2002日韓W杯20周年記念展「あの時の感動をもう一度」 22-04-27 8929
335 韓国の昭和レトロ「ニュートロ展」 22-03-16 13779
334 展示「千年の古都 慶州」 22-02-24 9697


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