年末特別企画 ミュージカル<1446> | 19.09.27 |
年末特別企画 ミュージカル
<1446>
韓国文化院では、韓国文化院の活動に多大なご関心とご声援をお送りいただいた皆様に今年一年の感謝の気持ちを込めて、年末特別企画として韓国の最新舞台公演をお届けします。
今回披露する作品は、朝鮮時代の四代目の王「世宗(セジョン)大王」の即位600年(2018年)を記念して制作され、話題を集めたミュージカル<1446>です。<1446>は、韓国の文字「ハングル」の創製者として知られ、韓国の歴史上、最も尊敬されている世宗大王の激動に満ちた生涯を描いた大型ミュージカルです。
世宗が王になるまで、また、王として政治を司りながら、韓国固有の文字「ハングル」を作る中で降りかかる様々な試練や苦悩、民を愛する姿などがドラマチックに描かれ、壮大な世界観を表現した音楽、豪華な衣装、朝鮮時代の扉をモチーフにしたセットをはじめ、時代劇ならではの壮大なスケールの演出など見どころに溢れた最高の舞台です。
韓国の最新ミュージックステージをぜひご覧ください。
・日時:2019年11月14日(木)・15日(金)18:30開場 / 19:00開演(2日間公演)
・場所:韓国文化院ハンマダンホール(2F)
・主催:駐日韓国大使館 韓国文化院
・協力:韓国観光公社、韓国コンテンツ振興院
※日本語字幕付き
【観覧ポイント】
王位継承の順位からすると到底朝鮮の王になることのできない太宗(テジョン)の三男・李祹(イド)、歴史上、最も偉大な聖君となる!
両目を失ってもハングルの創生に対する意思が強かった世宗大王の試練と苦悩を描いた話であり、愛民精神に根幹を置いた創意と革新に再度焦点を当てる。残酷で薄情な現実に疲れた人々へ、本当に人のために尽くした聖君世宗大王が届ける、癒しと励ましのメッセージを感じることができる美しい舞台が繰り広げられる。
【1446の意味】
1446は韓国の固有の文字「ハングル」が世に頒布された年である。
ハングルは朝鮮時代の四代目の王の世宗大王と学者らにより1443年に作られ、「民衆を教える正しい音」という意味の「訓民正音(훈민정음:フンミンジョンウム)」と名付けられ、1446年に頒布された。
ハングルができる前は韓国人が使える文字は漢字だったが、漢字は大変難しく複雑で、一部の知識人以外の庶民は使うことができなかった。世宗大王はそれを大変問題視し、誰でも簡単に学べ、使うことができる文字を学者とともに研究し、ハングルを完成させた。
【あらすじ】
1418年、三代目の王、太宗は放蕩な生活を送る世子(セジャ、王位継承者)である譲寧(ヤンニョン、太宗の長男)を廃位し、書物に没頭して過ごす忠寧(チュンニョン、のちの世宗大王)を世子の座につかせる。さらに太宗は世子教育を受けていない忠寧に王位まで譲位する。困惑している間に王になった忠寧。しかし太宗は忠寧の陰で大臣たちを操り政治から手を引かずにいる。普段から外戚勢力の拡大を警戒していた太宗だが、忠寧の義父である沈温(シムオン)に従事する者の増加が目に留まった。これにより沈温は捏造された事件に巻き込まれ殺害される。無能な自分のせいで義父が無念の死を遂げたと自責する忠寧。さらに妻までも罪人の娘だとし、追放される危機にさらされ、忠寧は勇断を下す。自分なりの政治を行うために父・太宗に立ち向かう忠寧。結局彼は父の手から離れ玉座を守り抜いた。しかし忠寧の前にはさらに数え知れない壁が立ちはだかる。
【出演者】
◇ 募集人員:11/14(木)300名様、11/15(金)200名様(お申し込みはお一人様2名まで)
◇ 申込締切:2019年10月30日(水)
* お申し込みが定員を超えた場合は抽選とさせていただきますので、あらかじめご了承下さい。
* 当選された方へのみ、公演1週間前までに確認書をメールにてお送りします。
落選された方には別途ご連絡をいたしませんので予めご了承ください。
当落確認のお問い合わせはご遠ください。