【図書映像資料室】 12月の新着図書案内 | 15.12.14 |
今週も続々と新しい資料が入荷しています。
日本全国を自転車で回った韓国の新聞記者の旅行記や、日本から韓国に伝わったインスタントラーメンの舞台裏がわかる本など、興味深い内容の新刊本が新たに仲間入り!!皆様のご利用をお待ちしております。
『ライディングダイアリーインジャパン』
(チャンウォンジェ 著、ミョンテ、2015年、韓国語版)
稚内から鹿児島まで自転車で走破した東亜日報東京特派員による旅行記です。
日本情勢に詳しい人といえば、研究者の方などが思い浮かびますが、忘れてはならないのが新聞社の特派員の方たちです。
日々、日本の動静を韓国に伝えるために、政治情勢から伝統文化そして何気ない日常の風景まで全方位にアンテナを張り巡らしている彼ら達こそ日本情勢のエキスパートではないでしょうか。
そんな筆者が自転車で日本各地を巡り、現地の方との交流や日本の中にある韓国文化を訪ねていく充実した内容の一冊です。
『立ち止まれば、見えてくるもの』
(慧敏 著、Sam&Parkers、2015年、韓国語版)
この本は、既に資料室にある本ですが、今回新しく入ったこの本の書誌情報欄を見ますと今年の10月に発行されたこの本は、756刷と書かれています。
書籍の人気を表す言葉として“増刷”という言葉が使われますが、この本の人気の度合いが分かるのではないでしょうか。
『ペクジョンウォンが推薦するおうちごはんメニュー52』
(ペクジョンウォン 著、ソウル文化社、2015年、韓国語版)
日本でも「セマウル食堂」などのチェーン店を運営する、韓国を代表する飲食チェーン店運営会社の代表による韓国家庭料理のレシピ本です。
テンジャンチゲ、わかめスープなど52個の基本的な家庭料理の詳しいレシピが写真付きで載っています。このレシピ通りに作ると、本当においしい料理ができると話題の一冊です。
『あなたは本当に「韓国」を知ってる!?』
(権鎔大 著、駿河台出版社、2015年、日本語版)
毎年東京にて行われる交流イベント「日韓交流おまつり」の協会事務局長を務める筆者が、ご自身による様々な体験談を客観的かつユーモアを交えつつ、韓日の文化、気質の違いを分析した書籍です。
韓日比較文化論に関心のある方にはまずご一読して頂きたいおすすめの一冊です。
『インスタントラーメンが海を渡った日』
(村山俊夫 著、河出書房新社、2014年、日本語版)
日本生まれのインスタントラーメンは、いまや韓国でも欠かせない料理の一つになっていますが、そのインスタント麺が、どのようにして日本から韓国に伝わったのか、その舞台裏が分かる一冊です。
インスタント麺をめぐるドラマをぜひこの本で味わって下さい。
『韓国語学習ジャーナルhanaシリーズ 5、6、7巻』
(HANA、2015年、日本語版)
2014年から刊行されている、韓国語学習者向けのシリーズ本が新しく入りました。
今回は、韓国語学習のスランプ脱出方法や、使役形の使い分け方法、助詞“の”の使い方など、学習中にふと気になるけれど、普通の学習書にはあまり説明されていないような、かゆい所に手の届く韓国語学習書です。