この度、韓国文化院では慶南映画協会の主催による「ポスターで観る韓国映画傑作選-海外の受賞作を中心に」展を開催することとなりました。
慶南映画協会は「第26回東京国際映画祭-Korea Cinema Week」開催に合わせ、過去65年間の韓国映画の多様性と発展が、映画ポスターを通じてひと目でわかる「ポスターで観る韓国映画傑作選」を企画しました。展示される映画ポスターは「馬山文化院映像資料館」で所蔵されている資料で、東京国際映画祭はもちろん、ベネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭などで受賞された映画を始め、一千万人以上の観客を動員した映画など映像美が優れる映画のポスターを中心に構成されます。
1951年「第5回アジア映画祭」で出品したハン・ヒョンモ監督の「青春双曲線」を始め合計23編の韓国映画海外受賞作が紹介されます。東京国際映画祭で受賞した映画は1992年大賞を受賞したチョン・ジヨン監督の「白い戦争」(White Badge)を始め、1998年金賞を受賞したイ・グァンモ監督の「故郷の春 原題:美しい季節」(Spring in my Hometown)、1999年審査委員特別賞を受賞したパク・チョンウォン監督の「虹鱒」(Rainbow Trout)、そして2001年最優秀芸術貢献賞を受賞したホ・ジノ監督の「春の日は過ぎゆく」(One Fine Spring Day)など計4編です。
イタリアのベネチア国際映画祭では、1987年主演女優賞を受賞したイム・グォンテク監督の「シバジ(The Surrogate Womb)」を始め、2002年の特別監督賞を受賞したイ・チャンドン監督の「オアシス(Oasis)」、2012年の金獅子賞を受賞したキム・ギドク監督の「嘆きのピエタ(Pieta)」など計3編の映画が受賞しました。
また,フランスのカンヌ国際映画祭で2002年監督賞を受賞したイム・グォンテク監督の「酔画仙(Chihwaseon)」、2005年国際批評家賞を受賞したリュ・スンワン監督の「クライング・フィスト 原題:拳が泣く(Crying Fist)」、2009年審査員賞を受賞したパク・チャヌク監督の「コウモリ(Thirst)」などと、ドイツのベルリン国際映画祭で1994年にアルフレッド・バウアー賞を受賞したパク・チャヌク監督の「サイボ-グでも大丈夫(I'm A Cyborg But That's OK)」などの素晴らしい作品のポスターが展示されます。そのほか、モスクワ、モントリオ-ル、ロカルノ、ド-ヴィルなどの国際映画祭で受賞した映画のポスターも展示されます。また、一千万人の観客を突破した映画の中でポン・ジュノ監督の「グエムル-漢江の怪物-(The Host)」、イ・ジュニク監督の「王の男(King And The Clown)」、カン・ジェギュ監督の「ブラザーフッド(TaeGukGi : Brotherhood Of War)」、ユン・ジェギュン監督の「TSUNAMI 原題:海雲台(Haeundae)」、カン・ウソク監督の「シルミド(Silmido)」などと映像美が魅力的な映画のポスターも展示されます。