2021年11月に84歳で亡くなられたフェリス女学院大学名誉教授の早川嘉春先生は、まだ日本で韓国語教育の進んでいない時期にコミュニケーション重視の韓国語教育を開拓された方です。
NHKのラジオ講座「アンニョンハシムニカ・ハングル講座」の初代講師を担当され、1980年代からフェリス女学院において教授として韓国語教育のカリキュラムを開発し、多くの教え子を育てられました。
早川先生といえば、1974年の韓国における民主化運動弾圧事件である民青学連事件に関わり、1年近くにわたって韓国の獄中に捕らわれたことが知られています。しかし、日本に戻られて以降、つらい経験にもめげることなく韓国語教育に力を尽くされたことを私たちは記憶したいと思います。立教大学の朝鮮語教育の教育方法にも早川先生のテキストからのサジェスチョンがありました。
早川先生の教え子で現代韓国研究、韓国語教育に携わる福島みのり先生から早川先生の業績についてお話しいただきます。
日時:2022年3月22日(火)18:00~20:00
*ウェビナー開催・下記URL内「申込はこちら」より事前申込必要
https://www.rikkyo.ac.jp/events/2022/03/mknpps000001v4is.html