「ハングル「四面石塔」400年記念」
コンサート&シンポジウム 平和への祈り
館山市の浄土宗大巌院にある「四面石塔」(千葉県指定有形文化財)には、和風漢字・中国篆字・印度梵字・朝鮮ハングルで「南無阿弥陀仏」と彫られています。とくにハングルは、15世紀に創生された「東国正韻式」であり、100年ほどの短期間で消滅した字体だといわれています。
なぜ17世紀の館山に初期のハングルを刻字した石塔があるのか謎であり、韓国本土でもきわめて珍しいこととされております。
建立から400年を迎える本年、あらためて「四面石塔」の歴史背景をひもとくとともに、東アジア世界の善隣友好と市民の誇りを育むことを目的にコンサートとシンポジウムを開催します。
●日時:2024年11月9日(土)10:00~16:00
●場所:
-<見学・コンサート> 大巌院(館山市大網398)
-<シンポジウム> 南総文化ホール小ホール(館山市北条740-1)
●内容:
-大巌院「四面石塔」見学会
-奉納コンサート:李政美
-シンポジウム「四面石塔の謎を探る」
登壇者:石川達也(大巌院副住職)
早川正司(房総石造文化財研究会会長・千葉県文化財保護協会理事長)
滝川恒昭(敬愛大学特任教授・里見氏研究会代表)
永渕明子(韓国語講師・翻訳者)
愛沢伸雄(安房文化遺産フォーラム代表)
池田恵美子(安房文化遺産フォーラム共同代表)
●参加費:
-見学会:無料
-コンサート:1,000円
-シンポジウム:無料(資料1,000円)
●主催:NPO法人安房文化遺産フォーラム
●共催:大巌院
●後援(予定):千葉県、千葉県教育委員会、館山市、館山市教育委員会、浄土宗千葉教区、大巌寺、館山市観光協会、千葉県歴史教育者協議会、日韓教育実践研究会、千葉県日本韓国・朝鮮関係史研究会、千葉韓国教育院、駐日韓国大使館韓国文化院、国外所在文化財財団