とてもリアルな「おかあさん」の姿を描いていると話題となっている絵本『おかあさん観察図鑑』の出版を記念し、翻訳者のわたなべなおこさんが韓国の母親像を語ります。
<イベント内容>
はじめての子育に奮闘する「おかあさん」の姿や日常を、赤ちゃんの側から観察し図鑑ふうに紹介していく『おかあさん観察図鑑』。2021年に韓国で刊行され「第62回韓国出版文化賞」を受賞した話題作です。2024年2月にNHK出版から日本語版が出版されました。
この絵本には、世のおかあさんたちへの「完璧な母親でなくていい」という強いメッセージが込められています。その背景にあるのは「母親」に対する社会的な期待値の高さ。一児を育てる作者クォン・ジョンミンさんも「出産前の私は、子どもを産んだら、それだけで愛と幸せが際限なくあふれ出ると思っていた」と語ります。
今回のイベントでは、翻訳を担当したわたなべなおこさんが、韓国の育児事情も交えながら、作品から垣間見られる韓国の母親像や作者の思いについてお話しします。
『おかあさん観察図鑑』というタイトルですが、母親経験者だけでなく、男性も含めていろいろな方に聞いていただきたい内容です。
同作の編集を担当されたNHK出版の瀧本優子さんが聞き手を務めてくださいます。
<イベント概要>
■日 時:2024年6月1日(土)11:00~12:00 ※質疑応答の時間によっては延長になります
■参加費:イベント参加券1,650円(会場、オンラインともに)/オンライン参加+書籍付券3,610円(税、送料込み)
■定 員:会場(チェッコリ)20名/オンライン80名
詳細・お申込み方法はホームページをご覧ください。