ふじのくに せかい演劇祭2023 2023-03-23

ふじのくに⇄せかい演劇祭2023 とは?
静岡県立の劇団SPAC(スパック=静岡県舞台芸術センター)が毎年ゴールデンウィークに開催している国際演劇祭。“ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通じてダイレクトに繋がっている”というコンセプトのもと、国内外の最先端の舞台芸術を静岡で広く体験していただけるイベントです。今年は静岡県が韓国の全州市、中国の成都市・梅州市とともに「東アジア文化都市」に選ばれたことから、演劇祭にも韓国から3作品がラインナップ。先鋭的な現代劇やダンス、そして民俗芸能を取り入れた音楽劇まで幅広く楽しめる、世界の「今」にふれる演劇の祭典です。
https://festival-shizuoka.jp
 
 
上演作品
①『XXLレオタードとアナスイの手鏡』
 
*公演日時・会場
5月3日(水・祝)14:00開演・4日(木・祝)13:00開演
静岡芸術劇場(静岡県静岡市駿河区東静岡2丁目3-1)
 
*作品紹介
高校生のジュノには秘密がある。それはレオタードを着ると幸せを感じること。もしこの制服の下に隠した“自分らしさ”が、ガールフレンドや同級生に知られてしまったら…。セウォル号沈没事故をきっかけに製作された、競争社会を生きる韓国の若者たちのリアルな物語。
 
*出演者・スタッフ
演出:チョン・インチョル
作:パク・チャンギュ
出演:オ・ヘヨン、ユン・ミギョン、キム・ミンハ、イ・ギュヒョン、チョ・オジン、アン・ビョンシク
製作:シアター・カンパニー・ドルパグ
助成:韓国文化体育観光部、韓国文化芸術委員会、韓国芸術経営支援センター、Center Stage Korea
 
*演出家プロフィール
チョン・インチョル JUN Inchul
演出家、シアター・カンパニー・ドルパグ主宰。型にはまらない空間構成や、韓国の社会問題を細やかに演出するという特徴的なスタイルで注目されている。当初は自らの劇団を持つ必要はないと考えていたが、次第に同志で作品を作りたいと思い、2015年に「社会階級」「青年」「ジェンダー」に焦点をあてた劇団を設立。演劇は学校では学べないことがみえてくる窓であり、人生について学ぶことのできる学校のようだという考えを持ち、「私たちはみな繋がっている」というメッセージとともに、「世代」「場所」「俳優」を演劇を通じ繋げていく活動を模索している。近年では、積極的に韓国の新鋭劇作家とのコラボレーションに挑戦し、特にSF小説を戯曲化することに取り組んでいる。
 
 
②『Dancing Grandmothers ~グランマを踊る~』
 
*公演日時・会場
5月7日(日)14:00開演/19:00開演
静岡芸術劇場(静岡県静岡市駿河区東静岡2丁目3-1)
 
*作品紹介
踊る門には福来たる?!“韓国のピナ・バウシュ”と評される振付家アン・ウンミが故郷を巡る旅のなかで出会ったグランマたち。人生の襞を雄弁に物語る彼女たちの踊りが若いダンサーの身体と混ざり合い、劇場は世代を超えた「グランマ」たちのダンスフロアと化す!
 
*出演者・スタッフ
振付・演出:アン・ウンミ
出演:アン・ウンミ、キム・ジヨン、キム・ヘキョン、ノ・イェスル、ジャン・イヨン、キム・ドギョン、ムン・ヨンシク、シコ・セティアント、チョ・ソンジェ、ハン・ガオン
10人の一般参加の「グランマ」たち
製作:アン・ウンミ舞踊団、斗山アートセンター
助成:韓国文化体育観光部、韓国文化芸術委員会、韓国芸術経営支援センター、Center Stage Korea
 
*演出家プロフィール
アン・ウンミ AHN Eun-Me
舞踊家、振付家。1988年にAhn Eun-Me Companyを設立した後、91年にニューヨークに移り、在住時にピナ・バウシュとの交流を深めた。2001年に韓国に戻り、自国の歴史や社会問題を調査し作品に昇華させるなど、習慣にとらわれない挑発的な踊りで伝統と現代の対比に挑み続けている。その前衛的で国際的な活動が評価され、02年FIFAワールドカップオープニングセレモニーの振付を務め、韓国人では初めてイギリスのエディンバラ国際フェスティバルに招待された。
 
 
③『パンソリ群唱 ~済州島 神の歌~』
 
*公演日時・会場
5月5日(金・祝)12:30開演・6日(土)13:00開演
静岡県舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」(静岡県静岡市駿河区平沢100-1)
 
*作品紹介
玄関や台所など家のいたるところにいる神様たち――済州島に伝わるその起源譚が、朝鮮の民俗芸能パンソリのコーラスによる叙情豊かな音楽劇に。森に囲まれた楕円堂に“神の歌”がこだまする時、私たちは共に笑い語る喜びを思い起こすだろう。
 
*出演者・スタッフ
演出・作:パク・インへ
ドラマトゥルグ:イ・ギョンファ
出演:パク・インへ、ヤン・スンウン、イ・イェリン、ハン・アユン、ファン・ジヨン、イ・ヘウォン、シム・ミリョン、チョ・ボングク
製作:パンソリ・アジト・ノレボックス
助成:韓国文化体育観光部、韓国文化芸術委員会、韓国芸術経営支援センター、Center Stage Korea、義政府文化財団
 
*演出家プロフィール
パンソリ俳優・作家。国家指定重要無形文化財技能保持者(第5号パンソリ)。伝統芸能よりも創作手段としてのパンソリに注目し、パンソリ一人芝居、チャンググ、ミュージカル、ドラマなど幅広い作品に参加。『パンソリ群唱 ~済州島 神の歌~』は、俳優・作家・音楽監督として活動してきた彼女の初プロデュース作品である。主な作品に『Pilgeyongsa Bartleby』(2016)、ミュージカル『阿娘歌(アランガ)』(2016)、『パンソリ・オセロ』(2017)など。2011年韓国文化芸術委員会次世代アーティスト(AYAF)に選出。12年『The Forest of Anyksciai』がリトアニア国際演劇祭グランプリを受賞。13年月刊誌「AUDITORIUM」の次世代をリードする若手アーティストに選ばれた。
 
*関連企画
レクチャー&デモンストレーション
代表的な曲目や民俗楽器カヤグム(伽耶琴)の実演など、パンソリへの理解がより深まるレクチャー
5月7日(日)10:30~(所要時間約90分程度)
定員:20名
参加料:1,000円
 
チケット価格
・一般4,200円
・ペア割引3,700円(2名様で1枚につき)
・グループ割引3,300円(3名様以上で1枚につき)
・ゆうゆう割引3,500円(満60歳以上の方)
・学割【大学生・専門学校生】2,000円 【高校生以下】1,000円
・障がい者割引2,900円 ※付き添いの方(1名様)は無料
 
 
チケット購入方法
・ウェブ予約:演劇祭特設サイトからご利用いただけます。https://festival-shizuoka.jp
・電話予約:SPACチケットセンター TEL:054-202-3399(10:00~18:00・休業日を除く)
〈5/5・6の『パンソリ群唱』は販売予定枚数終了〉
場所 都道府県  静岡県 会場TEL  054-203-5730
会場名  静岡芸術劇場
交通アクセス  https://spac.or.jp/access
期間 2023-04-29 ~ 2023-05-07
主催者  公益財団法人 静岡県舞台芸術センター 主催者TEL  
代表者  鈴木壽美子 FAX番号  
eメール  uchida@spac.or.jp 担当者  
ホームページ    https://festival-shizuoka.jp/
修正

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