「島の美しき環境に作品を展示したらいかに素晴らしいだろう。」そのような些細な考えから、波浮港を舞台に始まった展覧会も、第4回目となります。多くの方々に支えられて行われる展覧会は、外から現代美術を持ってくる展覧会から、その場から生まれる現代美術作品の比率が多くなったように思えます。
島と本土の関係は日本と世界の関係に似ています。人も生活物資の多くは本土から運ばれ、その依存度は交通インフラの整備と共に高くなってきています。交通網も天候にも左右され、台風のシーズンは空路、海路とも欠航になることもあります。2013年10月大島の台風による大雨災害はいまだ大きな爪痕を残しております。
海に囲まれた空間は、日本の縮図のようです。他国から、あるいは日本の各地からやって来る作家たちは訪問者だからこそ、この地域の魅力や問題点、そして歴史認識なども、見ることができたり、感じることできたりすることがあります。
『島々を結ぶアート航路』とは、物理的な航路をさすのではなく文化の流れや意思の流れを共有することなのです。今こそ、島の地に立ち現地の魅力や想いをウェブの風に乗せ世界に発信するのです。船乗りは、世界からの旅人であり島国の我々自身なのです。
展示概要
会期 2018.9.28~10.16
会場 旧波浮小学校 その他
(東京都大島町波浮港17 )
入場料 無料
主催 東京の島々を結ぶアート航路開発委員会
後援 大島町、新島村、大島観光協会、大島商工会など
場所 |
都道府県 |
東京都 |
会場TEL |
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会場名 |
旧波浮小学校 |
交通アクセス |
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期間 |
2018-09-28 ~ 2018-10-16 |
主催者 |
東京の島々を結ぶアート航路開発委員会 |
主催者TEL |
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代表者 |
高田 芳樹 |
FAX番号 |
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eメール |
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担当者 |
堅川 加奈 |
ホームページ |
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