作家申京淑氏のインタビューがNHKBS2週刊ブックレビューで5月7日日曜午前8:00(同日深夜24:00再)放送されます。
NHK 「離れ部屋」を訪れる…韓国作家としては初めて特集放送 [東亜日報]
小説家の申京淑(43)が日本の代表的な書評プログラムのNHK衛星2チャンネル「週間ブックレービュ」に出演した。このプログラムに韓国の作家が紹介されたのは始めてである。アジア作家の中での「赤いもろこし畑」を書いた中国の作家莫言が1996年インタービュした以後、二回目である。申さんが「週間ブックレービュ」に出演したのも去年6月日本集英社で長編小説「離れ部屋」が出版されたのがきっかけになった。NHK 製作陣は19日ソウルの申氏の自宅を訪問、録画を進行した。対談者はこの番組のMCである作家長田渚氏。長田氏は申氏に作品の全般的な内容に対して聞く一方、1990年代以後の韓国文学の変化がどこから生じたのかなど韓国小説の流れに対しても質問した。申氏は「離れ部屋」について"韓国社会を理解するのに役に立つだろう”と語った。彼女は日本に紹介された韓国作品の大体が分断文学や4.19世代の文学にとどまってきたと語り、"韓国小説の多様な変化が日本によく知られていない”と語った。申氏は今年から日本の作家津島祐子さんと一緒に両国の文芸月刊誌の‘現代文学’や‘すばる’で交換書簡エッセイを連載している。この日の対談にエッセイの話が話題になって、申氏は"お互い個人的な人生に対する話をしながら、韓日両国の社会の有様も分かる”と語った。彼女は"このような変化が文学の力”だとかり、"文学的な交流は映像やドラマより深いお付き合いが出来る”と説明した。「離れ部屋」は1980年代ソウルのグロ工業団地のある電子会社の‘女工’として働きながら文学に対する夢を育てた申氏の10代の体験を収めた自伝的な小説である。
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