ひろし様の文です。
:はじめまして。現在私の手元に韓奉浩という方が描かれた大変すばらしい油絵作品がありますが、しかしながらこの画家についての詳細がまったくわかりません。大変立派な出来ですし、日本の2004年版美術年鑑では外国作家として載っているくらいですのでそれなりの画家であると思います。この場をお借りしてもしこの画家について何かご存知の方、あるいは資料などあるところをご存知の方お助け願えないでしょうか。私は残念ながら日本語と英語しか分かりません。本当に申し訳ありません。よろしくお願い致します。

はじめまして、柳川と申します。私は、韓奉浩の姪の孫に当たります。僕も彼のことを詳しく調べようと思い、ネットを検索してたらそちらの投稿を拝見致しました。韓奉浩は、現在も生きており、先月実は人生で初めてお会いしました。今でも現役の画家として活動しています。お住まいはソウルですが、毎年日本で展示会を開催されているそうです。今度は確か夏に、関西で展示会を開くとお聞きしました。彼は日本と大昔から深い繋がりがあり、日本語を流暢に喋り、日本で内閣総理大臣賞を受賞された経歴があります。彼の履歴：

韓奉浩
1921年 ソウル生まれ。
1942年 中国樺山美術学校西洋画科卒。（現日本国）
1943年 中国上海市四川路戦争記録画選抜展
1975年 米国ＣＡＬＦ ＡＬＤＴＯＷＡＥギャラリー展招待出品
1976年 長崎市立美術博物館にて絵画展
1977年 第11回現美展にて日本芸術家協会連合会賞受賞。 韓国美術協会展銅賞。 現美常任委員に推挙。
1978年 現美展にて委員最優秀賞を受賞。日本芸術家協会連合会展にて準優秀賞。
1979年 現美展にて労働大臣賞受賞。
1980年 現美展内閣総理大臣賞受賞。
1981年 現美展にて現美15周年記念大賞受賞。

韓国ソウル市瑞賞 滞欧13年 日本画壇32年 大正10年ソウルうまれ。 師岡田徹
2007年美術年鑑外国作家欄517ページ掲載。2007年美術家名鑑では10号あたり430万円の評価。本作は8号。
収蔵：ロッテ 三星グループ 大使館 御園座 湖巌美術館 その他

ソウルで最も有名と言われるロッテホテルに行くと、ロビーに彼の大きな作品が今もなお飾られております。もう９２歳になりましたが、とても丈夫な体で元気そうでした。

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