★遂に刊行! 신판 한글의 탄생!
『新版 ハングルの誕生--
人間にとって文字とは何か』
野間秀樹著 平凡社ライブラリー
462頁 本体1600円 平凡社 ISBN978-4582769227
https://www.amazon.co.jp/dp/4582769225
●〈文字〉という奇跡--------
言語と文字と生をわしづかみにする,圧倒的な保存版
● 15世紀朝鮮王朝にハングルは誕生した.
人々は朝鮮語で話すのに,知識人たちは漢字・漢文で書く--
名を得るのも,思想を語るのも,法を作るのも,詩を詠むのも,
ありとあらゆる知は,母語ではない,漢字・漢文の中にあった.
国王・世宗は文字を創製し,若き同志たちがこれを共にした.
文字が生まれると,何が起こるのか?
人は文字をいかに生きるのか?
私たちはハングルを見ることによって,人間の文字の原初を知り,
〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉の豊饒なる流転,
そして言語の巨(おお)いなる希望を知る.
アジア・太平洋賞大賞受賞.
解説:辻野裕紀.
●2021年9月21日刊行--------
新たな平凡社ライブラリー版となって登場.2010年刊行の平凡社新書版より100頁近く増えています.『愛の不時着』からBTSまで,21世紀のハングルについての記述なども加わり,年表,索引を兼ねる用語集,文献案内も大幅に充実の,永く手元に置きたい凝縮の熱量,言語と文字と生をわしづかみにする圧倒的な保存版です.amazonなど書店では既に予約受付中です
●著者について
野間秀樹(のま ひでき):
言語学者、美術家。
東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。
一般言語学、朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育を中心に、音論、語彙論、文法論や言語存在論などの論著がある。
著書に『言語存在論』東京大学出版会、『言語 この希望に満ちたもの』北海道大学出版会、『 한국어 어휘와 문법의 상관구조 』(韓国語 語彙と文法の相関構造)ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書に選定、『韓国語をいかに学ぶか』平凡社新書、『日本語とハングル』文春新書、『新・至福の朝鮮語』朝日出版社、『史上最強の韓国語練習帖 超入門編』ナツメ社,など。
編著書に『韓国語教育論講座』1-4巻、くろしお出版、『韓国・朝鮮の知を読む』クオン、『韓国・朝鮮の美を読む』共編、クオンなどがある。
2005年大韓民国文化褒章受章。12年周時経学術賞(韓国)、14年パピルス賞受賞。本書で第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。
韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣ぐ。