1910年に日韓併合が行なわれ、朝鮮半島は1945年まで日本の植民地になりました。その不幸な歴史は、現在の日韓関係にも影響を及ぼしています。なぜ、韓国は日本の植民地になったのでしょうか。
韓流サイト「ロコレ」http://syukakusha.com/に、「韓国はなぜ日本の植民地になったのか」という記事を掲載中です。一問一答形式で康熙奉(カン・ヒボン)が語りますが、記事は「一問一答編1」「一問一答編2」「一問一答編3」と3つの記事に分かれています。
(記事の抜粋)
――「韓国はなぜ日本の植民地になったのか」ということを考えるうえで、どこから歴史をたどっていけばいいですか。
康熙奉「明治維新の頃までさかのぼって考えたほうがいいですね。江戸時代に徳川幕府は朝鮮王朝と友好関係を維持し、正式な外交使節となる朝鮮通信使が合計で12回来日しています。しかし、19世紀の半ば、雄藩の跋扈(ばっこ)と欧米列強の外圧で徳川幕府の衰退が著しくなりました。一方の朝鮮王朝も、凶作が続いていたにもかかわらず国王の外戚が政治を牛耳り、国内が混乱するばかりでした。これでは日本に目を向ける余裕すらありません。こうして、長く続いた善隣関係も途絶えてしまったのです」
以下、本文が続きます。ぜひ「ロコレ」http://syukakusha.com/を開いて記事をお読みください。
回答している康熙奉の略歴は以下の通りです。
康 熙奉(カン ヒボン)
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。東洋大学工学部建築学科および日本大学文理学部史学科卒業。韓国の史・文化・社会や日韓の歴史交流を描いた著作が多い。
主な著作は以下の通り。
◆『あなたを忘れない』
◆『日本のコリアをゆく』
◆『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』
◆『朝鮮王朝の歴史はなぜこんなに面白いのか』
◆『悪女たちの朝鮮王朝』
◆『なるほど朝鮮王朝物語』
◆『宿命の日韓二千年史』
◆『韓流スターと兵役』
◆『朝鮮王朝と現代韓国の悪女列伝』