2014年4月16日に韓国で起きたセウォル号沈没事故。
304名の方々が亡くなり、その8割以上が修学旅行中の高校2年生。
当時の朴槿恵(パク・クネ)政権の発表には疑問点が多く、なぜそのような痛ましいことが起きたのか未だに原因不明。そこで、その真相を究明しようとする人々の姿、過程を追いかけたドキュメンタリーが今年4月に韓国で上映され、大きな話題となった。
韓国で有名なジャーナリストのキム・オジュンが総指揮、監督はキム・ジヨン、ナレーションには韓国トップ俳優のチョン・ウソンがボランティアで参加。
話題冷めやらぬ中、中野ゼロホールにて、8月18日に上映会(日本語字幕付き)が開催される。製作陣も来日しスペシャルトークがある!!
(8月18日(土)18時開場、18時30分上映 なかのZERO小ホール)
こちらの掲示板をご覧の方ならば、韓国では著名な言論人のキム・オジュンのことはよくご存知かと思うが、直接お話を伺えるまたとないチャンスだ。
子どもたちを失った遺族は、今もソウル中心部の光化門広場にテントを建て、真相究明を求め続けている。その真実がどんなに辛いことであろうとも受け止める覚悟は出来ているので、究明してほしいと・・・
政府に隠されていることも多い中、入手できるデータを独自に調査、分析し、真相に迫る仮説を導き出していく。製作者たちは、この映画をきっかけに他の視点も加わっていくことで、もしこの仮説がたしかではない場合でも、さらにたしかな真実が明らかになっていってほしいと、ドキュメンタリー映画という形で問題を広く提起する。
(最近もこのニュースが出た http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31279.html)
事故の原因は?救助が遅れた原因は?・・・被害者や遺族のためにも、二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも、必要なことではないか。
そして、真実を隠蔽しようとする政府に対して、たしかな情報を突きつけて、ジャーナリストが、市民が、どのように闘っていくのか!?これは、今の日本の状況にとっても、非常に学べる点が多く、参考になるのではないだろうか。
森友・加計問題、そして今回の西日本豪雨災害では、空白の66時間とも言われている政府初動の遅れが・・その後の対応もひどく・・・225名の死者、13名の行方不明者(20日午前7時15分時点、警視庁、朝日新聞調べ)が出ている。
現政権からはたしかな情報は出てこない。日本でも、市民とジャーナリストが力を合わせ、究明していかなければならないのではないか。
ぜひ多くの方にこの映画上映に足を運んでいただきたい。
詳細、チケット購入はこちらから。
http://sewolho.info/
予告編も見応えあり。
http://sewolho.info/