9月から始まる「さいたまトリエンナーレ2016」ではさいたま市内を走る東武アーバンパークラインを舞台にした移動型演劇パフォーマンスを開催します。作品となる核となる場面に登場するエキストラ出演者を募集いたします。
「サイタマ・フロンテージ」はフェスティバル/トーキョー、TPAMで話題を集めた韓国を代表する演出家ユン・ハンソルが、公募より選抜されたクリエーションメンバーと共に新作です。時間とともに空間も移動し続ける列車を舞台に、”さいたま”という都市のアイデンティティを探る物語が展開されます。
エキストラ出演者の役割は、「大名行列」そして「阿波踊り」です。
50名ほどからなる”現代風大名行列”の一員として、ワークショップで制作したかぶり笠をかぶって出演していただきます。
https://www.facebook.com/permalink.phpstory_fbid=1131873036858661&id=856606871051947
もうひとつのキーワード「阿波踊り」は、オリエンテーションにてご説明いたします。
【参加条件/日程】
参加条件;リハーサル(1回以上)、ゲネ・本番(1回以上)のご参加
(0)オリエンテーション
作品意図や大名行列の役割・衣装・当日の具体的な演出について説明します。
◎日時
9月12日(月) 19時~20時半(予定)
◎場所:さいたまアートステーション
(さいたま市浦和区高砂2-8-9ナカギンザビル1階)
(1)リハーサル(いずれか1回、両日参加も可)
◎日時
9月17日(土) 11時~16時(予定)
9月18日(日) 11時~16時(予定)
◎集合場所:岩槻駅周辺
※作品内容、演出により集合・終了時間が前後する可能性があります。
※雨天決行、荒天中止
(2)ゲネプロ・本番 (複数回のご参加を歓迎いたします!)
◎ゲネプロ
9月22日(木・祝) 13時~16時30分(予定)
◎本番
9月24日(土) 13時~16時30分(予定)
9月25日(日) 13時~16時30分(予定)
10月8日(土) 13時~16時30分(予定)
10月9日(日) 13時~16時30分(予定)
◎集合場所 ・岩槻駅周辺
※作品内容、演出により集合・終了時間が前後する可能性があります。
※雨天決行、荒天中止
【応募方法】
お名前、ご年齢、ご住所、電話番号、メールアドレスと参加可能な日程 を記入のうえ、
Eメールまたはファックスで御応募ください。Eメールで御応募の際は、件名を「ユン・
ハンソル/エキストラ申込み」としてください。
・応募先:Eメール event@saitamatriennale.jp /FAX 048-824-5361
・締切:9月9日(金)
詳しくはホームページをご覧ください。
https://saitamatriennale.jp/news/1355
【作品概要】
さいたま市内を走る東武アーバンパークラインを舞台にした移動型演劇パフォーマンスです。韓国を代表する演出家ユン・ハンソルが、公募より選抜されたクリエーションメンバーと共に新作制作に挑みます。時間とともに空間も移動し続ける列車を舞台に、”さいたま”という都市のアイデンティティを探る物語が展開されます。
ほとんどのクリエーションメンバーは、”さいたま市”の在住者ではありません。演出家のユン・ハンソルは韓国人です。”さいたま”と普段関わりのない人間がいかに”さいたま”を語ることができるのかという演出家ユン・ハンソルの問いが作品の出発点になっています。事前に用意された台本はなく、稽古はクリエーションメンバーらとともに”さいたま”の歴史や日常を調べ語り合うことから始まりました。稽古のプロセスをもとに作品の構成が練り上げられていきます。
【ユン・ハンソルさんからのメッセージ】
ユンハンソルです。”さいたま”について話してみたいです。私自身は韓国人であるにもかかわらず。都市を予期せぬところから覗いてみることができると思います。過去と現在、そして内外からの視線が飛び交い、見慣れたものは不慣れに、不慣れなものは親しく覗き込む時間を創りたいです。
【ユン・ハンソル|YOON Hansol プロフィール】
1972年、韓国生まれ。同国在住。コロンビア大学大学院で演劇を学ぶ。近年、韓国で最も動向が注目される演出家の一人である。2006年よりグリーンピグ芸術監督。2007年「私は嬉しい」で文芸振興基金新人アーティストに選定。2010年ソウル・マージナル・シアター・フェスティバルにおいて朝鮮戦争を題材にした「ステップメモリーズ―抑圧されたものの帰還」を発表。同年「人は人に狼」で国立劇場フェスティバル優秀演劇に選出。2012年フェスティバル/トーキョーに招聘され「ステップメモリーズ」上演。2013年シークレット・フレンドにてイヤー・オブ・ヤング・シアター・アーティスト受賞。2015年京都芸術センターで「国家」発表。2016年TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)にて「語りの方式、歌いの方式―デモバージョン」。現在、檀國(ダングク)大学校教授。