ほねねっとの竹内じゅんです
昨年2015年、ほねねっとの1周年を間近にした6月、『戦後、日韓の映画交流史』というテーマで「최성욱 崔盛旭」先生から、日本と韓国の映画を日韓の歴史なども含めてお話いただいたことを覚えてくださっている方も多いかと思います。
その時大変好評にて、「ぜひ第2弾を^ - ^」との声を多く頂いておりました。
いつ第2弾をやろうかと思いつつ既に1年。そして今回もほねねっとの2周年の記念として、韓国映画の会、第2弾がついに実現!しました。
今回も최성욱先生の楽しいお話しがきけることとおもいます。
今回のお話のテーマは「再会」です。
以下は、今回のテーマに関し、崔盛旭先生からのコメントです。
韓国は、20世紀のはじめから日本の植民地となり、日本の敗戦と同時に解放されましたが、まもなく勃発した朝鮮戦争によって民族の分裂を余儀なくされました。中国の朝鮮族、北朝鮮からの脱北者、日本の在日コリアンは、そのような歴史の産物と言えます。だとするならば、戦後の韓国は、民族の離散と分裂によって長い間「離れ離れになっていた」彼(彼女)らとの「再会」をいかに受け入れてきたのでしょうか。今回のトークでは朝鮮族を中心に、脱北者や在日にも触れながら、韓国映画が再会の歴史をどのように再現してきたのかを考えます。
講師の先生のご紹介
최성욱(崔盛旭)先生
1969年韓国生まれ。漢陽大学(韓国)を卒業後、明治学院大学院で芸術学博士号取得(映画学専攻)。日韓映画研究、早稲田大学演劇博物館研究員です。著書に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン)、共著に『沖縄映画論』(作品社) などがあります。
また、今回は「韓国映画で学ぶ韓国の社会と歴史」(キネマ旬報)にも本にも多くの執筆をなさっていいます。
韓国映画をこれから見て見ようという方にはもちろん韓国映画を知るきっかけとして、また今までにもたくさん韓国映画を見てきた方にも更に深く、また違った角度から韓国映画
をみる機会になると思います。
また、今回会場は皆様もよくご存じ 「チェッコリ」をお借りすることになりました。
雀先生が映画の記事をたくさん描かれている本も出版されていますので、その本もご紹介したいと思っております。
日時:6月18日(土曜日) 17:00~19:00
会場:CHEKCCORI(チェッコリ)
住所:東京都千代田区神田神保町1丁目7
交通:地下鉄半蔵門線、都営地下鉄三田線 新宿線 神保町駅 すぐ
参加費:2,000円 ドリンク付き
お申し込み方法
1。ほねねっと Facebookを確認下さい。
jun@aah-e.net (竹内じゅん)へ
メールにてご連絡下さい。
お席に限りがございますのでお早めにご連絡下さい。
ぜひ多くの方のご参加をお待ちいたしております。