明けましておめでとうございます。
昨年暮れで終了した韓流歴史ドラマ「王女の男」を観た感想を、主に韓国大衆芸能の視点から「東遊伝~鷹王と八百万神々」のブログに書きましたので、ご案内します。
●ブログ・タイトル(1/7記)
「王女の男」は「ロミオとジュリエット」の面を被った「春香伝」だった
BSプレミアム、日曜日午後9時から10時の韓流歴史ドラマ「王女の男」は、その前の「トンイ」の後ドラマということで、無条件で観始めた。
前宣伝で、「韓国版ロミオとジュリエット」と聞き、深く考えずにロマンティックな恋愛ドラマを想像した。
第3話位まで、そんな雰囲気で展開した。第4話「動き出す策略」あたりから、ドラマの空気が一変した。
観た後、毎晩、何か嫌な気分で布団にもぐりこんだ。
このドラマは、李氏朝鮮の第6代国王端宗の即位1年後の1453年10月に、幼い国王の叔父にあたるスヤンテグン(首陽大君)が、キム・ジョンソ(金宗瑞)らの顧命大臣を殺害して政権を奪取した事件を時代背景にしていて、ドラマでは、政権を奪取したスヤンテグンが罪をでっち上げて、執拗に政敵側の王族を殺害してゆく様が毎回繰り返された。
ジュリエットに当たるのが、スヤンテグンの娘のセリョン。
ロミオに当たるのが、スヤンテグンに殺害された金宗瑞の息子のキム・スンユ。
親同士が政敵のかなわぬ男女の恋という設定は同じだが、「王女の男」はわたしが持った印象は、表看板は「ロミオとジュリエット」。物語の心、あるいは魂は「春香伝」だった。
つづきは・・・
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日本人の遠い記憶を呼び覚ます古代歴史ファンタジー小説
「東遊伝~鷹王と八百万神々」(堀田はりい著)。
この物語は、古代ケルト、古代モンゴル、古代朝鮮、そして倭国に生きた鍛冶神の鷹を奉じた人々と、その人々と縁のあった人々が、千数百年の時を経て、21世紀のヒノモトの国で、様々な、新たなつながり方で再会する、時空を超えた「旅」と「祭」と「和」の物語である。また、八百万の神々の国に行った青い目のモンゴル人力士が、ヒノモトの国の相撲道を極め、相撲界の王座に着く途方もない偉人伝でもある。(東遊伝巻頭言より)
「東遊伝~鷹王と八百万の神々」サイト
http://www.oct-net.ne.jp/~tambouri/toyuden.htm