韓国政府が2024年ハングルの日(10月9日)を記念してハングル発展有功者の選定・叙勲を行い、今回最高位の玉冠文化勲章を受章した神田外語大学の浜之上幸副学長の勲章伝達式が、10月31日(木)に駐日韓国文化院で韓国語教育関係者と学習者、教え子らが集まる中開催されました。
ハングル発展有功者はハングルの発展及び韓国文化に優れた功績を残した人々に贈られ、今年は玉冠文化勲章1名、花冠文化勲章1名、文化褒章2名、大統領表彰2名と1団体、国務総理表彰4名の計10名1団体が受章した。浜之上副学長は諸般の事情により韓国で10月9日に行われた記念式典に参加できなかったため、駐日韓国文化院にて勲章伝達の場が設けられました。
伝達式では朴喆熙(パク・チョルヒ) 駐日韓国大使が勲章証と勲章を伝達し、祝辞を通して「(日本の大学で) 韓国語を勉強しなかった時代に韓国語を選択し、愛し、大切にしながら韓国語の普及に献身してくださった。今は日本で第2外国語として韓国語を選択する人が増え、韓国語能力試験の受験者も10年前に比べて4倍増えたという。このように韓国語が愛され、普及するために先駆者として力を注いでくださったことに深く感謝を申し上げる」とお祝いと感謝の挨拶を伝えました。
受章者である浜之上幸副学長は「この勲章は韓国語を勉強した1,000名に迫る教え子たちの代わりにもらったものだ。私はただその隣で見守っただけ」と謙遜しながら、「受賞の知らせを聞いた時は実感がなかったのですが、周りの人たちの喜ぶ姿とお祝いのメールをもらってやっと実感できました」と感想を述べました。
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