それでも素敵な1日 (그래도 괜찮은 하루) 著者 : 구작가 ク作家
ニックネーム : サニー 掲示日 : 2022-03-09


この本は、「障害を克服して自分の道を切り開いていく素敵な方の話だよ」と、韓国の友人からいただきました。この本は、ク作家さんが2歳の時に聴覚を失い、耳が聞こえない自分の代わりに、大きな耳を持つバニーというウサギのイラストを描きながら、自分のやりたいことを精一杯楽しむことが書かれている、エッセイです。この本は、過去・現在・未来・毎日と、4章に分かれていてとてもわかりやすく、ク作家さんの人生をバニーの絵とともに読んでいくことができます。
聴覚を失い、将来は目も見えなくなるかもしれないという状況の中で、ク作家さんは前向きに、日々の小さなことに感謝しながら、また幸せを感じながら生きていること自体が素敵なことだということを感じさせてくれます。
バニーのイラストがところどころに描かれていて、ク作家さんが今感じていることが、字だけでなく、イラストの色合いやバニーの表情で伝わってきます。特に私は、ク作家さんがお母さんにわかめ汁を作るシーンが印象的でした。その時の2人のあたたかいシーンに感動し涙しました。日常の小さなことに幸せを感じる繊細さや、障害を持つ方々への配慮を改めて考えさせられる本になりました。

表紙 タイトル
そばの花の咲く頃 (日帝時代民族文学対訳選) 李孝石
いちめんの白い麦の花は月の明りに照らされて 人も驢馬もおのれの影を踏みながら峠道を行く。 李孝石の世界に魅せられて彼の故郷である 江原道平昌の地を訪ねてみたいと思うのは私だけでないみたいだ。...
あのこは美人 フランシス・チャ
アメリカ生まれで中学、高校が韓国、大学からは再びアメリカだったという筆者の生い立ちと、記者として韓国で働いていた経験、ある意味当事者でもある筆者に興味を持って、手を取りました。 美容整形とルッキズム...
82年生まれ、キム・ジヨン チョ・ナムジュ
たまたま文春オンラインで共に民主党の非常対策委員会共同委員長のパク・ジヒョン氏についての記事を読み、大統領選の大接戦が女性の権利をめぐる争点によってもたらされたことを知りました。NHKBSスペシャルで...
シソンから チョン・セラン
シム・シソンさんの十回忌の祭祀をハワイで素敵な方法で行う計画がとっぴで、大家族のそれぞれの生き方や悩みが身近に感じられました。なんといってもシム・シソンさんの生前が素敵です。カッコいい女性。こんなおば...
三十の反撃 ソン・ウォンピョン
就職氷河期で苦しんだ人、非正規雇用で存在意義が感じられない人、就職面接に何度も落ち続けている人の希望の光になるような作品である。主人公は88年生まれの非正規社員。少しでも文化芸術に関わりたくて大企業の...


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