ひこうき雲 저자 : キム・エラン
필명 : ピウケイ 게시일 : 2022-08-27


8篇の短編集です。韓国社会で実際に起こった出来事がモチーフになっているそうです。訳者あとがきに補足がされているので、私は先にそちらから読みました。日本にいると、とても想像がつかないような話や、こういうことあるなぁと共感出来る話などがありますがいずれにしても必死に生きていくしかない主人公たちの切ない物語でした。

표지 제목
君という生活 キム・ヘジン
「君」という存在について、「僕」の視点でつづられていく短編。私は韓国語が判らなくて翻訳を読むしかないのだが、これは原文で読むべきなのだろう。それほどに、感情描写が繊細(それが翻訳であっても感じる)だし...
普通のノウル イヒヨンさん
17歳の少年ノウルが「普通」って何だろうと頭を悩ませながら、他の誰でもない自分だけの基準と価値観に基づいて普通や当たり前と向き合い受け入れていく姿に、「それでいいんだよな」と私も勇気をもらいました。生...
破果 ク・ビョンモ
60代の女殺し屋が最後の死闘に向かっていく様子を、鮮明に、もはや生々しく感じられる物語でした。中でも特に、最終盤の闘いの場面では思わず呼吸が速くなったし、何度も目をつむってしまうほどでした。 また、...
プリズム ソン・ウォンピョン
本書でめぐった4つの季節・一年を、2日で駆け抜けてしまった。読み進めなければ、誰が誰とつながり、誰が誰にどんな感情を持っているのかを忘れてしまいそうだったから。 物語は夏からはじまり、夏でおわる。や...
オアシス イ・チャンドン
オアシス イ・チャンドン ヴィレッジブックス 若い女性コンジュは重度の脳性麻痺で言葉も体も 自ら操ることは不自由であった、 男ジョンドウは適応障害で問題を起こさずに社会生活を送ることが不得手で...


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