オルレ 道をつなぐ 저자 : ソ ミョンスク
필명 : おぐおぐ 게시일 : 2021-11-25


いつか歩いてみたいと思っているオルレについての本…ということをきっかけに手にしたのですが、想像していた何倍も中身の詰まった濃い一冊でした。

済州では優秀な学生だった著者が、民主化運動に参加して収監され、目を塞ぎたくなるような拷問を受ける。

出所してから田舎に帰り、岩場に長い時間過ごしていたことがのちにオルレを作るきっかけとなる。

オルレを作るにあたってのこだわり、いかにしていくつものオルレができてきたからなどが前半の重い文章とは違い、まるで済州の空気を感じられるような文章で綴られていて、コロナが明けたら本当に歩いてみたいと思いました。

更に、このオルレという発想が日本にまで広がっているということをこの本で知りました。九州、そして福島にある日本のオルレも歩いてみたいです。

今、同じ時代を生きている筆者がこんなにも激動な人生を送られたということが信じられないような気持ちになります。

今、3度目を読んでいますが、オルレを作る過程の話が毎回新しいものが見えてきたりするようで、まだまだ楽しめそうです。

早く行きたい!!!

표지 제목
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