空と風と星と詩 저자 : 尹東柱
필명 : むぐんふぁ。 게시일 : 2021-11-12


高校の時に出会い、ずっと手元においている一冊です。短い詩のひとつひとつは、その書かれた時代背景、尹東柱の人生、そして最期を思うと、とても心が重たくなりますが、「空と風と星と詩」という美しい本のタイトルに希望を感じます。日本統治時代の朝鮮半島で、ハングルを書くことが禁止されていたにも関わらずハングルで詩を書き、それを尹東柱の友人がキムチの壺に入れて地下に埋めて保管していたそうです。「爺いさま」という1937年3月1日に書かれた2行の詩。「倭の餅はにがいのに 甘いと言い張る」。歴史の延長線上に今があるということを忘れないようにしたいと思います。

표지 제목
彼女の名前は チョ・ナムジュ
チョ・ナムジュ作家の『82年生まれ、キム・ジヨン』の次に発表された作品です。28の女性の物語で綴られています。韓国の社会情勢がとてもよくわかりました。隣の国の情勢に驚いたり、他人事とは思えず共感したり...
アンダー、サンダー、テンダー チョン・セラン
クオン社の「あたらしい韓国の文学」シリーズの1巻。このシリーズは装丁も美しく(オシャレ!)、ついついコンプリートしたくなる魅力を放っている。物語は北朝鮮との国境近いパジュに暮らす男女の若者の物語。世界...
外は夏 キム・エラン
新聞のブックレビューで気になって読みました。亜紀書房のとなりの国のものがたりシリーズのうちの1巻です。「喪失」をテーマにした短編で構成されています。やり場のない悲しみに遭遇しても、日常は同じ時間軸で淡...
アーモンド ソン・ウォンピョン
実の親からも疎まれているゴニを命がけで救おうとしたユンジェの姿に涙が止まりませんでした。怒りや恐怖を感じない人間だからできたというにはあまりにも安易すぎる。いわゆる私たち健常者はおそらく避けて通ろうと...
花を見るように君を見る ナ・テジュ
ナ・テジュ詩人の詩が好きな理由は、やさしい言葉でありながら、心に響くからだ。 もちろん、やさしく書くのがどれだけ大変な作業なのかも、よく知っている。だから、詩人を尊敬している。 「韓国人が最も愛する...


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