ミカンの味 저자 : チョ・ナムジュ
필명 : マッキム 게시일 : 2022-05-22


中学校の映画部で出会った女の子四人の高校進学ミステリー?!韓国の進学事情と済州島のミカンによせた彼女たちの青春に最後まで目が離せない。
また、日常の中で何気無く交わされるちょっとした違和感に切り込んでいくのはさすが『82年生まれ、キム・ジヨン』の作者だ。飯炊き女、酒を飲んで和解を求めるお父さん…などモヤっとする瞬間を逃さない。
韓国は日本とは比べものにならないほどの「競争社会」と聞くけれど、韓国の中高生は一体どんな放課後を過ごしているのか。
物語の中では映画部の活動や友達同士でカラオケに行く場面もあり日本の学生と変わらない一面に安心する一方、大半の人が幼い頃から塾へ通い、人生の最優先事項が「進学」になっていて苦しくなる。
それぞれ四人の経済状況が違う家庭環境、過去から現在までの人生が丁寧に描かれるが、単純な仲良しグループでないところがとてもリアルだ。女性同士って難しいところがあるから。

표지 제목
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挿絵がかわいくて選んだ本です。カフェに行ったり、海に行ったり、丁寧に歯を磨いたり、そんな小さなことに幸福を感じながら、自分を大切にする方法がわかります。自分を待ってみるということが、無駄時間ではなく、...
大人でなく30歳です ニナキム
私も32歳になりますが、もっと完璧な、想像したような大人になれなくて、思い悩むときがあります。みんなそうなのかなと、安心しました。みんな不完全なまま生きていていいのかなと、自己肯定感につながりました。...
ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 ダンシングスネイル
本の帯に、人間関係に疲れてしまった人の関係デトックス、とあったのにひかれました。親友が「人が嫌いなんだよね」と言った時、嫌いということは人に関心があるんだな、本当は仲良くなりたいけど、どこまで踏み込め...
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私はストレスを受けやすいタイプです。ちょっとしたことで感情がマイナスに傾きやすいのですが、このタイトルを見て思わず手に取りました。K文学はタイトルが心にささりますね!筆者が、競争が激しい韓国ならではの...
ひこうき雲 キム・エラン
こちらの書評で気になって、手に取った。ずっしりと重い話が多いのだが、情緒的で、表現が美しく、時折主人公の置かれた悲しい立場から抜け出るような気分になった。私が個人的に衝撃的だったのは、「水中のゴリアテ...


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