ユ・ウォン 저자 : ペク・オニュ
필명 : Maria 게시일 : 2022-05-08


自分から解放されていく物語でした。主人公は高校2年生で、タイトル名の「ユ・ウォン」。幼い時に自宅マンションの火災事故にあい、11階から姉に投げ落とされて生き残ります。自分を助けた姉は亡くなり、おじさんは足に後遺症が残ります。感謝すべきことに対する迷いと苛立ち。自分の中に姉を重ねる両親や姉の親友に対する複雑な思い。ある日、屋上前で出会うスヒョンによって、その日常は徐々に変わっていきます。
高校生は他者との距離感に悩むものです。「生き残った子」というラベルをつけられ、罪悪感を感じ、それを振り払うように様々なコンクールに出したり塾に没頭する姿は、もしかすると何かに悩む10代にも共感できる部分があるのではないかと思いました。甘んじてきた人間関係を変えようとするユ・ウォン。友人のスヒョンと共に自然体で成長してほしいと思わせるキャラクターでした。

표지 제목
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本の帯に、人間関係に疲れてしまった人の関係デトックス、とあったのにひかれました。親友が「人が嫌いなんだよね」と言った時、嫌いということは人に関心があるんだな、本当は仲良くなりたいけど、どこまで踏み込め...
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