＜公演概要＞
タイトル：金利惠　俳舞　—俳句と舞と音楽とー
韓国舞踊家金利惠が日本の俳句と韓国の舞踊を融合した舞台を創る。世界初の
試みへの挑戦。俳句の言葉の一つ一つが身体と共鳴し、交わり、舞になる。新
しい世界「俳舞」が始まる。
 
金利惠は1990年代より、韓国と日本の架け橋として、サムルノリを初めとして　　　
多くの韓国伝統芸能を日本に紹介してきた。その後、自らの公演として日本の
伝統的な作品「道成寺」を土台とした創作舞踊「白い道成寺」を公演、また、
韓国舞踊のワークショップを通して、芸術における日韓文化交流の活動を行っ
て来た。
2003年に俳句と出会い、俳人黒田杏子の門下生として俳句を学び、日経新聞の俳
壇にもしばしば取り上げられている。
「俳舞」は、もっとも日本的な詩である俳句と、もっとも韓国的な動作である韓国　　
舞踊が呼応し、交わり、一つの世界を創る。その二つの世界は日本で生まれ、韓国
で舞踊を学んだ金利惠の中に同時に違和感なく存在する。
「俳舞」という金利恵の身体表現によって、韓国と日本の文化が眞の意味で融合す
る舞台を創造したい。
＜東京公演＞
日時　2020年1月15日（水）開演：18時30分　開場：18時
　　　アフタートーク　金利惠×赤坂憲雄（学習院大学教授）
会場　銕仙会能楽研修所　
入場料　前売：4800円　当日：5300円
＜名古屋公演＞
日時　2020年1月16日（木）開演：18時30分　開場：18時
会場　今池ガスホール
入場料　前売：4500円　当日：4300円住所、TEL、会場収容人数など）
 
発想・提案：李 御寧
俳句と韓舞：金 利惠
　　　（重要無形文化財第97号「サルプリチュム」、第27号「僧舞」履修者）
チャンゴ/金 徳洙（Kim Duk Soo）
鼓/仙波清彦（Semba Kiyohiko）
篠笛・能管/福原寛(Fukuhara Kan)
アジェン/申 鉉植（Shin hyun sik）
 
企画・構成・振付：金 利恵
音楽監督：仙波清彦　金 徳洙
演出：池 基学（Chi Gi Hak）
制作：長井八美　青い鳥創業（東京）
　　　李銀子　　韓国伝統文化研究会・パランセ（名古屋）
制作協力：得三　（社）サムルノリ・ハヌルリム　
協力：名古屋今池商店街連合会　ノリパン　プラネットアーツ　
後援：駐日韓国大使館 韓国文化院　駐名古屋大韓民国総領事館　藍生俳句会他
助成：財団法人日韓文化交流基金
主催　（株）青い鳥創業　詩舞学companiy
 
前売取扱：青い鳥創業　03-5738-7181 http://aoitori.org
　　　　　チケットぴあ
お問い合わせ：青い鳥創業　03-5738-7181
 
 
金　利惠（Kim Ri-hae）
重要無形文化財97号＜サルプリチュム＞、27号＜僧舞＞履修者。
武蔵野市出身。両親は幼くして渡日。5歳よりバレエを習う。20歳で祖国の伝統舞踊に出会い東京で習い始める。'81単身ソウルへ舞踊留学し人間国宝李梅芳の門下に。「韓舞 白い道成寺」、創作舞「水と花と光と」、「ＪＡＬ音舞台」、「韓舞 望恨歌」国内外の公演多数。パリ太陽劇団にてワークショップなど。＜KBS大韓民国国楽大競演金賞＞＜日韓文化交流基金賞＞受賞。エッセイ集『風の国 風の舞』（水曜社）上梓。'03年「ソウル俳句会」入会、'08年「藍生俳句会」入会。'17年「藍生」新人賞受賞。ソウル在住。