４月２６日韓国文化院で上映された「避幕피막」を見てびっくりしました。
内容もさることながら、その撮影舞台がどう見ても安東の７００年からの伝統を伝える河回村と思えたからです。

１９８０年製作の映画ですから、もしそうなら約２５年前の河回村になります。
冒頭シーンの断崖や「避幕」から見えた断崖や、若奥様の死体を投げこんだ断崖は河回村の芙蓉台そっくりです。

そうなれば「避幕」の前の川は洛東江になります。
登場人物の住まいは河回村宗家の養真堂そっくりです。

行けばそっくりな風景を見ることが出来るし、当主のおばあちゃんにも会うことが出来るでしょう。
殺された若奥様が佇んだ老木やムーダンが祈りを捧げた老木は村の中央にある三神堂の神木そっくりです。

この木の周りでは今でも実際に重要な神事が行われます。
「避幕」がある砂浜は洛東江沿いの砂浜で、万松亭の前と思われます。

この砂浜では「安東国際ﾀﾙﾁｭﾑﾌｪｽﾃｲﾊﾞﾙ」の期間中の２回の土曜日に伝統的な幽玄な火祭りが行われます。
今年は１０月２日と９日になります。

河回村は日本映画の「ほたる」でもほんのちょっと登場しますが、こんなに本格的ではありません。
若し映画を見たい人がいれば、韓国文化院にビデオがあるかも知れませんね。

また「安東国際ﾀﾙﾁｭﾑﾌｪｽﾃｲﾊﾞﾙ」や安東に興味のある方はどうぞひらかつまでお問い合わせください。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hirakatu/naitoshinjuku.htm

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