ＳＡＲＵと申します。

　おかげさまで今回のコリアン・シネマ・ウィークも５作品、全部見ることが出来ました。
　いずれも韓国で大ヒットした作品や、ベテランの監督作品、そしてチェ・ジウ（とアン・ソンギ）出演作品等日本の観客にとって楽しめる内容でした。

　特に印象深かったのは、チョン・マンベ監督のティーチインでした。
　彼の自分の作品への愛情、そして誠意の籠もった観客とのやりとりについては、その後、何人もの人が「とても良かった」と話しているのを聞きました。チェ・ジウが出ているということもあり、どこか日本の配給会社が買わないだろうかという期待の声も聞きました。
　キム・ユジン監督についても観客の反応が嬉しかったと見えて、終映後のロビーでの観客とのやりとりがとても和やかでいいものでした。

　ゲストを呼ぶということは大変なのでしょうが、観客にとっても作品や、ひいては韓国映画への親しみが湧きますし、韓国の映画人にも身をもって日本の韓国映画への反応を知っていただくいい機会かと思います。

　是非、今後ともコリアン・シネマ・ウィークを続けていっていただくと共に、ゲスト招請も続けていって戴きたいと思います。

　以下、要望です。（いろいろな制約事項もあるかと思いますので、あくまで個人的要望とご理解ください。）
　平日の開映時間について。単発の試写会ならともかく、連続した日程としては、勤めのある人には早すぎる時間だと思います。せめて３０分、遅らせられないものでしょうか。
　もう１点、字幕について。
　かつてより、かなり字幕のクオリティは上がっています。それでも、さらにいい字幕が付けばと思います。また、今回、画面の白に埋もれて字幕が読めないことが多少ありました。いっそうの工夫をしていただけたらと存じます。
　以上です。

　文化院の皆様、今回も素晴らしい上映会をありがとうございました。カムサハムニダ。

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