★『韓国語教育論講座 1-4巻』刊行中！
●日本と韓国の最先端の研究者たち70名以上が集い、執筆した、韓国語学、韓国語教育、そして日韓対照言語学の圧倒的な集大成です。世界最大の韓国語講座となっています。
●野間秀樹編著。くろしお出版。
●全てはここから始まり、ここにたどり着く。
https://www.amazon.co.jp/dp/4874243746/
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●全4巻の解説サイトはこちらです：
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nomahideki/edu_top1.html
●とりわけ第4巻などには、ハングルをご存じなくとも、充分に楽しめる論考もたくさんあります。ことばだけでなく、文学、歴史、宗教と言語、飲食、メディア、映画、漫画など、言語に関わる多様な分野を扱っています。
●韓国の韓国語は第1巻などで方言も含めて扱っています。また第3巻の、平壌に長く滞在して調査された朝鮮民主主義人民共和国の言語の記述は、韓国でも見られないほどの詳細なものです。平壌のことばはソウルのことばと、どう違うのか？ リアルに解ります。中国朝鮮族の言語、中央アジアのいわゆる高麗語なども扱っています。古語についての、文法や語彙の歴史も扱っています。基本的な語彙についての、現代語から引く古語小辞典も本邦初の貴重な試みです！ 日本語訳つきの古語の例文と、簡潔な解説が付されています。
●第2巻は文法論や談話論を中心に構成されています。初級文法であきたらない方や、韓国語を体系的に学ぶ手掛かりがほしい方、言語学的な文法論とはどのようなものかを知りたい方にはおすすめです。談話論は、実際の〈話されたことば〉を研究する分野です。実際の会話を調査すると、驚くべきことが、たくさん解ってきます。要するに人は自分が思っているようには、話していないのです。そうしたリアルがつかめます。日本語と対照すると楽しい、待遇法や敬語のこともこの第3巻が扱っています。文法論も談話論も日本語と照らし合わせながら論じられていますので、日本語教師の方や、日本語に関心のある方々にも、きっと訳に立つでしょう。
●第1巻では総論、言語教育論、また音声学、音韻論、形態音韻論、音響音声学、韻律論など、発音に関わる講座、そして文字と発音や外来語表記法、いろいろあって混乱しやすい、多様なローマ字表記法、造語法や語彙論が学べるようになっています。形態音韻論という分野を簡潔に学べる日本語の講座は、他の言語でもほとんど類を見ません。日本語も例に挙げての解説もたくさん見ることができます。
●4冊ともそれぞれ詳細な事項索引、人名索引などが付されています。2巻には文法形態索引もあります。第1巻のように1万カ所を参照できる事項索引もあり、辞典のようにも使うことができます。
●なお、前書きにもありますが、刊行記念のイベントを主催してくださるなど、本『韓国語教育論講座』の刊行には韓国文化院も大きく背中を押してくださっています！ 感謝をこめて！
●編著者：野間秀樹。言語学者。美術家。東京外国語大学大学院教授、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員などを歴任。著書に『言語存在論』（東京大学出版会）、『言語 この希望に満ちたもの－－TAVnet時代を生きる』（北海道大学出版会）、『ハングルの誕生』（平凡社）、『韓国語をいかに学ぶか』（平凡社）、『史上最強の韓国語練習帖 超入門編』（ナツメ社）、『新・至福の朝鮮語』（朝日出版社）など多数。編著書に『韓国・朝鮮の知を読む』（クオン）、共編著に『韓国・朝鮮の美を読む』（クオン）など。

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