モンスーン 저자 : ピョン・ヘヨン
필명 : こてつ 게시일 : 2022-09-01


コマの落ちたジグソーパズルを与えられたかのような短編である。
愛児の突然死、そこにいるべき妻の姿はなかった、見え隠れする館長の後ろ姿、あえて隠されたパズルの駒にはどんな不条理が隠されているのだろうか。
近年、著者のピョンヘヨンら韓国の女性作家の作品が日本の書店に多数並ぶようになった。かつては韓国女性作家の日本での刊行書はほとんどなくパクキョンニ 朴景利「不信の時代・山河」の名前しか挙げらなかった時代とは隔世の感がある。
堰を切ったようにあまたの女性作家が輩出されている理由とその社会的な背景を知る事はかなわない。
対馬から釜山の花火が見えるという。 花火は遠く、その音までは届かない。

표지 제목
君という生活 ピョン・ヘヨン
「君」と「私」2人の関係の8つの短編集です。名前も性別もでてきません。だからこそ2人の感情の起伏が身近に感じられます。そこに韓国が抱える社会問題がプラスされて重みのある小説になっているのだと思います。...
三十の反撃 ピョン・ヘヨン
父が先に読んで「あなたみたいだ」と言ったので私も読んでみました。父も若いころを思い出したそうです。まさに私も不安定な雇用の状態であり、理不尽なことに対して怒りも感じるのですが、同時にあまりに対するもの...
私は私に時間をあげることにした ピョン・ヘヨン
挿絵がかわいくて選んだ本です。カフェに行ったり、海に行ったり、丁寧に歯を磨いたり、そんな小さなことに幸福を感じながら、自分を大切にする方法がわかります。自分を待ってみるということが、無駄時間ではなく、...
大人でなく30歳です ピョン・ヘヨン
私も32歳になりますが、もっと完璧な、想像したような大人になれなくて、思い悩むときがあります。みんなそうなのかなと、安心しました。みんな不完全なまま生きていていいのかなと、自己肯定感につながりました。...
ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 ピョン・ヘヨン
本の帯に、人間関係に疲れてしまった人の関係デトックス、とあったのにひかれました。親友が「人が嫌いなんだよね」と言った時、嫌いということは人に関心があるんだな、本当は仲良くなりたいけど、どこまで踏み込め...


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